FP3級の過去問 2021年1月 学科 問32

傷病手当金の1日あたりの支給額は、以下の算式で求めます。

支給開始日以前12カ月間の各月の標準報酬月額÷30日×3分の2=1日あたりの支給額

よって、正解は「1」です。

正解は｢① 12カ月間　② 3分の2｣です｡

「傷病手当金｣は､被保険者が病気やケガで仕事を休み､その間の給与がもらえない場合に支給されます｡

連続して3日間休業した場合に､4日目以降の休んだ日数分について､最長1年6か月間支給されます｡

支給額は､休業1日につき､支給開始日以前の継続した｢12ヶ月｣間の各月の標準報酬月額の平均額を30で除した額の｢3分の2｣相当額です｡

傷病手当金は、傷病のため仕事を連続3日以上休み、報酬を受けられなかった場合、休業4日目から支給されます。
支給額は、休業1日につき、「12ヶ月の標準報酬月額平均÷ 30の 3分の2」が、最大1年6ヶ月支給されます。

したがって、カッコ内には 1 の　① 12カ月間　② 3分の2　が入ります。

傷病手当金、12ヶ月の標準報酬月額÷30、3分の2、1年6ヶ月、おさえておくとよいです。