問題
この規格は、リスクの運用管理のためのプロセスを組織の全体的な統治、戦略及び計画策定、運用管理、報告プロセス、方針、価値観並びに文化の中に統合することを目的とした枠組みを、組織が構築、実践及び継続的に改善することを推奨している。
これらの中で、リスクの定義は下記となり、2002年版のISO/IEC Guide73の定義「事象の発生確率と事象の結果の組合せ」から大きく改訂された。
リスク:諸目的に対する不確かさの影響
注記1 影響とは、期待されていることから良い方向・悪い方向へ逸脱すること
注記2 諸目的とは、例えば、財務、安全衛生、環境、戦略、プロジェクト、製品、プロセスなど様々な到達目標、様々なレベルで規定される
注記3 不確かさとは、事象やその結果、その起こり易さに関する情報、理解、知識などがたとえ一部でも欠けている状態である
注記4 リスクは事象( 周辺環境の変化を含む )の結果とその発生の起こり易さとの組合せによって表現されることが多い
JIS Q 0073:2010( IS0 Guide73:2009 )より引用
この定義から、次のうち、リスクに関連する事柄として最も不適切なものはどれか。
<参考>
それに伴い、当設問の問題文中の文言を変更しました。