問題
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工場の災害対策として設備投資をする際に、恒久対策を行うか、状況対応的対策を行うかの最適案を判断するために、図に示すデシジョンツリーを用いる。決定ノードは□、機会ノードは○、端末ノードは△で表している。端末ノードには損失額が記載されている。また括弧書きで記載された値は、その「状態」や「結果」が生じる確率である。
状況対応的対策を選んだ場合は、災害の状態S1,S2,S3がそれぞれ記載された確率で生起することが予想される。状態S1とS2においては、対応策として代替案A1若しくはA2を選択する必要がある。代替案A1を選んだ場合には、結果R1とR2が記載された確率で起こり、それぞれ損失額が異なる。期待総損失額を小さくする判断として、最も適切なものはどれか。
状況対応的対策を選んだ場合は、災害の状態S1,S2,S3がそれぞれ記載された確率で生起することが予想される。状態S1とS2においては、対応策として代替案A1若しくはA2を選択する必要がある。代替案A1を選んだ場合には、結果R1とR2が記載された確率で起こり、それぞれ損失額が異なる。期待総損失額を小さくする判断として、最も適切なものはどれか。
1 .
状況対応的対策の期待総損失額は4.5億円となり、状況対応的対策を採択する。
2 .
状況対応的対策の期待総損失額は5.4億円となり、状況対応的対策を採択する。
3 .
状況対応的対策の期待総損失額は5.7億円となり、状況対応的対策を採択する。
4 .
状況対応的対策の期待総損失額は6.6億円となり、恒久対策を採択する。
5 .
状況対応的対策の期待総損失額は6.9億円となり、恒久対策を採択する。
( 技術士 第一次試験 平成29年度(2017年) 基礎科目「設計・計画に関するもの」 問3 )