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技術士の過去問 平成29年度(2017年) 基礎科目「環境・エネルギー・技術に関するもの」 問28

問題

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我が国の近年の家庭のエネルギー消費に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
   1 .
全国総和の年間エネルギー消費量を用途別に見ると、約3割が給湯用のエネルギーである。
   2 .
全国総和の年間エネルギー消費量を用途別に見ると、冷房のエネルギー消費量は暖房のエネルギー消費量の約10倍である。
   3 .
全国総和の年間エネルギー消費量をエネルギ一種別に見ると、約5割が電気である。
   4 .
電気冷蔵庫、テレビ、エアコンなどの電気製品は、エネルギーの使用の合理化等に関する法律( 省エネ法 )に基づく「トップランナー制度」の対象になっており、エネルギー消費効率の基準値が設定されている。
   5 .
全国総和の年間電力消費量のうち、約5%が待機時消費電力として失われている。
( 技術士 第一次試験 平成29年度(2017年) 基礎科目「環境・エネルギー・技術に関するもの」 問28 )
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この過去問の解説 (3件)

20
1. 正しいです。
年間エネルギー消費量は、およそ3割を給湯器が、続いておよそ2割を暖房が占めています。

2. 間違いです。
冷房のエネルギー消費量はおよそ2%、暖房のエネルギー消費量はおよそ20%なので、冷房のエネルギー消費量は暖房のエネルギー消費量の約1/10です。

3. 正しいです。
年間エネルギー消費量をエネルギ一種別にみると、約5割が電気、続いて約2割が都市ガスです。

4. 正しいです。
電気冷蔵庫や自動車をはじめとした31項目が対象となっており、基準値を策定した時点で最も高い効率の機器の値を超えることが目標となっています。

5. 正しいです。
年間電力消費量のうち、約5%が待機時消費電力です。

付箋メモを残すことが出来ます。
4

 エネルギー白書に関連した問題です。

1. 適切です。

 年間エネルギー消費量を用途別に見ると、およそ全体の3割(2018年度では28.4%)が給湯のエネルギーとなっています。

2. 不適切です。

 年間エネルギー消費量を用途別に見ると、冷房のエネルギー消費量はおよそ全体の3%(2018年度では3.2%)、暖房のエネルギー消費量はおよそ全体の25%(2018年度では25.4%)なので、冷房のエネルギー消費量は暖房のエネルギー消費量の約1/10です。

3. 適切です。

 年間エネルギー消費量をエネルギー種別にみると、全体の約5割(2018年度では51.2%)が電気となっています。

4. 適切です。

 電気冷蔵庫や自動車をはじめとした32項目(2020年4月時点)が対象となっており、基準値を策定した時点で最も高い効率の機器の値を超えることが目標となっています。

5. 適切です。

 年間電力消費量のうち、約5%が待機時消費電力です。

 よって、正解は2となります。

1

正解は2です。

この問題は、さすがに冷房と暖房のエネルギー消費はどちらが大きいかは一目瞭然かと思いますが、家庭エネルギー消費に関する問題は頻出なのでエネルギー白書を確認しておきましょう。

https://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2022/html/

およそ以下のページに回答があります。

https://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2022/html/2-1-2.html

1.正しい

給湯は27.8%、暖房は25.1%とあるので正しいといえます。

2.誤り

上記資料によると暖房25.1%ですが冷房は2.4%となっています。

上記の比率は1973年度のものと比べて変化はしていますが、極端に変わることはないと思います。

3.正しい

電気5割、都市ガス2割、LPガス1割・・・となっています。

4.正しい

トップランナー制度については以下の通りです

https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/enterprise/equipment/

5.正しい

資料や測定方法によりますが、5%~6%程度が待機電力になります。(使わない電気機器はコンセントを抜きましょう)

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