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技術士の過去問 平成30年度(2018年) 基礎科目「設計・計画に関するもの」 問2

問題

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設計開発プロジェクトのアローダイアグラムが下図のように作成された。ただし、図中の矢印のうち、実線は要素作業を表し、実線に添えたpやa1などは要素作業名を意味し、同じく数値はその要素作業の作業日数を表す。また、破線はダミー作業を表し、◯内の数字は状態番号を意味する。このとき、設計開発プロジェクトの遂行において、工期を遅れさせないために、特に重点的に進捗状況管理を行うべき要素作業群として、最も適切なものはどれか。
問題文の画像
   1 .
(p, a1, a2, a3, b2, b3, f)
   2 .
(p, c1, c2, c3, b3, f)
   3 .
(p, b1, b2, b3, f)
   4 .
(p, a1, a2, b2, b3, f)
   5 .
(p, a1, a2, a3, a4, f)
( 技術士 第一次試験 平成30年度(2018年) 基礎科目「設計・計画に関するもの」 問2 )
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この過去問の解説 (3件)

18

アローダイアグラムによるプロジェクトの作業工程に関する問題です。

アローダイアグラムでは、各イベント同士を矢印(要素作業)で結んで表します。

また、アローダイアグラム中の破線矢印は、平行作業を表しています。

この問題では、各要素作業群ごとの作業日数を算出し、

クリティカルパス(最も時間がかかる作業)を抽出することで、

重点的に行うべき要素作業群を選択します。

本アローダイアグラムでは、5種類の要素作業群があります。

各作業の作業日数は以下の通りとなります。

a) p → a1 → a2 → a3 → a4 → f

10 + 8 + 15 + 22 + 8 + 15 = 78日

b) p → a1 → a2 → ダミー → b2 → b3 → f

10 + 8 + 15 + 0 + 22 + 10 + 15 = 80日

c) p → a1 → a2 → a3 → ダミー → b3 → f

10 + 8 + 15 + 22 + 0 + 10 + 15 = 80日

d) p → b1 → b2 → b3 → f

10 + 15 + 22 + 10 + 15 = 72日

e) p → c1 → c2 → c3 → b3 → f

10 + 7 + 15 + 15 + 10 + 15 = 72日

以上より、クリティカルパスは、b)、 c)となります。

選択肢には c)は存在しないことから、

b)の p → a1 → a2 →(ダミー)→ b2 → b3 → f となります。

選択肢1. (p, a1, a2, a3, b2, b3, f)

よって、選択肢の中で重点的に進捗状況管理を行わなければならないのは、(p, a1, a2, a3, b2, b3, f)が正解です。

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14

 アローダイアグラムによるプロジェクトの作業工程に関する問題です。

 アローダイアグラムでは、各状態(イベント)を矢印(要素作業)で結んで表します。

 また、アローダイアグラムでは、各要素作業に1つの矢印しか書かないため、複数の要素作業がある場合(複数の矢印を記載する場合)には、アローダイアグラム中に破線矢印で表します。

 重点的に進捗状況管理を行うべき要素作業群は、設計開発プロジェクトの遂行において、工期を遅れさせないために見つけることから、クリティカルパス(最も時間がかかる要素作業群)を抽出することで抽出することができます。

 問題文のアローダイアグラムでは、以下の5種類の要素作業群があり、各作業群の作業日数は、以下のとおりとなります。

1) p → a1 → a2 → a3 → a4 → f

 ⇒10 + 8 + 15 + 22 + 8 + 15 = 78日

2) p → a1 → a2 → ダミー → b2 → b3 → f

 ⇒10 + 8 + 15 + 0 + 22 + 10 + 15 = 80日

3) p → a1 → a2 → a3 → ダミー → b3 → f

 ⇒10 + 8 + 15 + 22 + 0 + 10 + 15 = 80日

4) p → b1 → b2 → b3 → f

 ⇒10 + 15 + 22 + 10 + 15 = 72日

5) p → c1 → c2 → c3 → b3 → f

 ⇒10 + 7 + 15 + 15 + 10 + 15 = 72日

 以上より、クリティカルパスは、2)と3)となり、これらに含まれる要素作業が重点的に進捗状況管理を行わなければならない要素作業群となります。

選択肢1. (p, a1, a2, a3, b2, b3, f)

適切です

 上記の2)及び3)の要素作業群を表しているため、クリティカルパスとなり、適切なものとなります。

選択肢2. (p, c1, c2, c3, b3, f)

不適切です

 上記の5)の要素作業群を表していますが、これは、クリティカルパスではないため、不適切なものとなります。

選択肢3. (p, b1, b2, b3, f)

不適切です

 上記の4)の要素作業群を表していますが、これは、クリティカルパスではないため、不適切なものとなります。

選択肢4. (p, a1, a2, b2, b3, f)

不適切です

 上記の2)の要素作業群を表していますが、3)に含まれるa3の要素作業を管理対象に含めていないため、不適切なものとなります。

選択肢5. (p, a1, a2, a3, a4, f)

不適切です

 上記の1)の要素作業群を表していますが、クリティカルパスではないため、不適切なものとなります。

まとめ

よって、(p, a1, a2, a3, b2, b3, f)が正解です。

2

アローダイアグラムによるプロジェクトの作業工程に関する問題です。

アローダイアグラムでは、各状態(イベント)を矢印(要素作業)で結んで表します。

また、アローダイアグラム中の破線矢印は、ダミー作業を表し、作業日数0日と考えることができます。

工期を遅らせにために、特に重点的に進捗状況管理を行うべき要素作業群は、最も時間がかかる作業群(クリティカルパス)を抽出することにより考えることができます。

このアローダイアグラムから要素作業群は5つ考えることができます。

それぞれの作業日数は以下のとおりです。

A.p → a1 → a2 → a3 → a4 → f

10 + 8 + 15 + 22 + 8 + 15 = 78日

B.p → a1 → a2 → ダミー → b2 → b3 → f

10 + 8 + 15 + 0 + 22 + 10 + 15 = 80日

C.p → a1 → a2 → a3 → ダミー → b3 → f

10 + 8 + 15 + 22 + 0 + 10 + 15 = 80日

D.p → b1 → b2 → b3 → f

10 + 15 + 22 + 10 + 15 = 72日

E.p → c1 → c2 → c3 → b3 → f

10 + 7 + 15 + 15 + 10 + 15 = 72日

よって最も作業時間がかかるのはBとCです。

選択肢1. (p, a1, a2, a3, b2, b3, f)

選択肢の中で重点的に進捗状況管理を行わなければならないのは(p, a1, a2, a3, b2, b3, f)なので、正解です。

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