問題
国家公務員倫理規程は、国家公務員が、許認可等の相手方、補助金等の交付を受ける者など、国家公務員が( ア )から金銭・物品の贈与や接待を受けたりすることなどを禁止しているほか、割り勘の場合でも、( ア )と共にゴルフや旅行などを行うことを禁止しています。
しかし、このように倫理規程では公務員としてやってはいけないことを述べていますが、人事院の公務員倫理指導の手引では、倫理規程で示している倫理を「( イ )の公務員倫理」とし、「( ウ )の公務員倫理」として、「公務員としてやった方が望ましいこと」や「公務員として求められる姿勢や心構え」を求めています。
技術者倫理においても、同じような分類があり、狭義の公務員倫理として述べられているような、「~するな」という服務規律を典型とする倫理を「( エ )倫理(消極的倫理)」、広義の公務員倫理として述べられている「したほうがよいことをする」を( オ )倫理(積極的倫理)と分けて述べることがあります。技術者が倫理的であるためには、この2つの側面を認識し、行動することが必要です。