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技術士の過去問 令和2年度(2020年) 基礎科目「設計・計画に関するもの」 問1

問題

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ユニバーサルデザインに関する次の記述について、(   )に入る語句の組合せとして最も適切なものはどれか。

北欧発の考え方である、障害者と健常者が一緒に生活できる社会を目指す( ア )、及び、米国発のバリアフリーという考え方の広がりを受けて、ロナルド・メイス(通称ロン・メイス)により1980年代に提唱された考え方が、ユニバーサルデザインである。ユニバーサルデザインは、特別な設計やデザインの変更を行うことなく、可能な限りすべての人が利用できうるよう製品や( イ )を設計することを意味する。ユニバーサルデザインの7つの原則は、(1)誰でもが公平に利用できる、(2)柔軟性がある、(3)シンプルかつ( ウ )な利用が可能、(4)必要な情報がすぐにわかる、(5)( エ )しても危険が起こらない、(6)小さな力でも利用できる、(7)じゅうぶんな大きさや広さが確保されている、である。
   1 .
ア:カスタマイゼーション  イ:環境  ウ:直感的  エ:ミス
   2 .
ア:ノーマライゼーション  イ:制度  ウ:直感的  エ:長時間利用
   3 .
ア:ノーマライゼーション  イ:環境  ウ:直感的  エ:ミス
   4 .
ア:カスタマイゼーション  イ:制度  ウ:論理的  エ:長時間利用
   5 .
ア:ノーマライゼーション  イ:環境  ウ:論理的  エ:長時間利用
( 技術士 第一次試験 令和2年度(2020年) 基礎科目「設計・計画に関するもの」 問1 )
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この過去問の解説 (3件)

35
ユニバーサルデザインに関する問題です。

ユニバーサルデザインとは、文化・言語・国籍や年齢・性別・能力などの違いにかかわらず、出来るだけ多くの人が利用できることを目指した環境・建築・製品・情報などの設計(デザイン)を意味します。

障害者と健常者が一緒に生活できる社会のことをノーマライゼーションと言います。
カスタマイゼーションとは、顧客個人の要望に適合するよう、特注で商品やサービスを製作することを指します。

ユニバーサルデザインの7つの原則は、以下の通りです。
(1)誰もが公平に利用できる
(2)柔軟性がある
(3)シンプルかつ直感的な利用が可能
(4)必要な情報がすぐにわかる
(5)ミスしても危険が起こらない
(6)小さな力でも利用できる
(7)じゅうぶんな大きさや広さが確保されている

以上より、3が正解になります。

付箋メモを残すことが出来ます。
9

ユニバーサルデザインに関する問題は、技術士試験では頻出ですので、しっかり押さえておきましょう。

障害者と健常者が一緒に生活できる社会、すなわち一般化した社会を目指すのは、

「ノーマライゼーション」になります。また、ユニバーサルデザインの根本は、全ての人が利用できるよう製品や環境を設計することにあります。

ユニバーサルデザインには、7つの原則があり、問題文中にもある、ユニバーサルデザインの提唱者ロナルド・メイス教授の設立した「ノースカロライナ州立大学ユニバーサルデザインセンター」のサイト内(https://projects.ncsu.edu/ncsu/design/cud/about_ud/udprinciplestext.htm)に記載されています。英語での記載ですが、一つずつ日本語に訳していきますと、

PRINCIPLE ONE: Equitable Use → 原則1. 公平な利用

PRINCIPLE TWO: Flexibility in Use → 原則2. 利用における柔軟性

PRINCIPLE THREE: Simple and Intuitive Use → 原則3. 単純で直感に訴える利用

PRINCIPLE FOUR: Perceptible Information → 原則4. 認知できる情報

PRINCIPLE FIVE: Tolerance for Error → 原則5. エラーに対する寛大さ

PRINCIPLE SIX: Low Physical Effort → 原則6. 少ない身体的努力

PRINCIPLE SEVEN: Size and Space for Approach and Use → 原則7. 接近や利用のためのサイズと空間

ここから、(ウ)に入るのは直感的、(エ)に入るのは、ミス、となります。

以上より、正解選択肢は3.となります。

4

<正解>3

[解説]

ユニバーサルデザインに関する穴埋めと組み合わせの問題です。

ユニバーサルデザインとは、

文化・言語・国籍や年齢・性別・能力などの違いにかかわらず、

できるだけ多くの人が利用できることを目指した

建築(設備)・製品・情報などの設計(デザイン)

のことをいいます。

ユニバーサルデザインには、以下の7つの原則があります。

(1)公平な利用

(2)利用における柔軟性

(3)単純で直感的な利用

(4)認知できる情報

(5)うっかりミスの許容

(6)少ない身体的な努力

(7)接近や利用のためのサイズと空間

(ア)から(エ)に入る数値又は語句は、以下のとおりです。

(ア)ノーマライゼーション

「ノーマライゼーション」とは、障害者と健常者が一緒に生活できる社会を目指すことをいいます。

(イ)環境

(ウ)直感的

上記の7つの原則の(3)に該当します。

(エ)ミス

上記の7つの原則の(5)に該当します。

 上記、(ア)から(エ)の語句を踏まえて、

各選択肢を確認すると以下のとおりとなります。

1.(イ)から(エ)は適切ですが、

(ア)が「カスタマイゼーション」となっているため、

不適切な組み合わせとなります。

2.(ア)(ウ)は適切ですが、

(イ)が「制度」、(エ)が「長時間利用」となっているため、

不適切な組み合わせとなります。

3.(ア)から(エ)の全てが合致しているため、

適切な組み合わせとなります。

4.(ア)から(エ)の全てが合致してないため、

不適切な組合せとなります。

5.(ア)(イ)は適切ですが、

(ウ)が「論理的」、(エ)が「長時間利用」となっているため、

不適切な組み合わせとなります。

以上のことから、適切な組合せは、3となります。

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