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保育士の過去問 平成24年(2012年) 保育原理 問118

問題

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次のある保育所での【事例】を読んで、【問】に答えなさい。

【事例】
Jちゃん(1歳児)は第一子である。父親は仕事が忙しく育児に参加することがほとんどない。母親には手助けしてくれる親族や友達もなく、他の保護者ともほとんど話をしない。最近は育児に疲れ、不安な様子がみられる。ある朝、登園した母親は保育室でT保育士に向かって思い詰めた表情で、「私はもう子育てに疲れました。本当は子どもなんて大嫌いなんです。」と言うと、激しく泣き出した。(問19)ちょうどその時、内線電話で、T保育士は事務室に来るようにと呼ばれた。(問20)

【問】
「保育所保育指針」に規定される保護者に対する支援に沿ったT保育士の対応として、最も適切な記述を一つ選びなさい。
   1 .
「今、Jちゃんのお母さんが泣いているので、事務室に行くことはできません。」と話し、保育室でそのまま話し続ける。
   2 .
「お時間があれば、少し話していきませんか。」とJちゃんの母親を事務室に誘う。
   3 .
園長・主任・看護師に保育室にきてもらい、一緒に話をきく。
   4 .
ちょうど登園してきた他の保護者に、Jちゃんの母親の話を聞いてくれるよう頼み、事務室へ行く。
   5 .
Jちゃんの母親に「お母さん、大丈夫ですよ。今度ゆっくり話をしましょうね。」と、仕事にでかけるよう促す。
( 保育士試験 平成24年(2012年) 保育原理 問118 )
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この過去問の解説 (3件)

18
正解は2です。

とりあえず、母に時間があるか聞き、他の保護者や子どもの手前、事務所に誘い、落ち着いてゆっくり話を聞ける状態を作ってから、話を聞くようにします。保育が手薄にならないように、他の職員に事情を話し、保育の協力をお願いしたうえで、母の話を傾聴し、どうしたらよいか話し合います。しかし、母親はただ、話を聞いて欲しいだけなのかもしれないのでその場合は、会話の中で柔軟な対応をします。母との話は、園長及び他の職員とも会議などで話し合い、どのような支援ができるか話し合えると良いと思います。

付箋メモを残すことが出来ます。
9
保育所保育指針 第6章 保護者に対する支援
2保育所に入所している子どもの保護者に対する支援 

(5)保護者に育児不安等が見られる場合には保護者の希望に応じて個別の支援を行うよう努めること、となっています。

設問の中で照らし合わせると選択肢2が適切な対応となります。母親に時間があるかどうかを確認してから話をしていかないかどうか聞いている所が正しい対応となります。
他の保護者に任せたり、また今度話をしましょうなどと言う対応は不適切です。
よって選択肢2が正解となります。

4
正解は2です。

1 保護者支援は、担当保育士が一人で行うのではなく、園全体で対応していくことが大切です。事情を事務室にいる職員にも話し、協力を仰ぐと良いでしょう。

2 適切です。Jちゃんの母親の都合を聞き、園長などを交えて、個別支援を行うことが必要です。

3 保育室で話をしていると、他の保護者に内容を聞かれる可能性があります。事務室など、個別に対応できる環境で話を聴くようにします。

4 入所している保護者の中には、様々な事情を抱えている方がおられます。他の保護者に話を聴いてもらうようお願いするのは良くありません。

5 激しく泣くほど、子育てに不安を持っておられる方をそのまま帰すのは良くありません。

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