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保育士の過去問 平成27年(2015年) 教育原理 問24

問題

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次の文の著者として正しいものを一つ選びなさい。

教授-学習の問題に関する心理学研究は、これまでふつう子どもの知的発達の水準の解明に限られてきた。だが、子どもの発達状態をこの水準だけで決定するのでは不十分である。この水準はふつうどのように決定されているか? この決定の手段とされるものは、子どもが自主的に解いた問題である。これによって、子どもが今日できること、知っていることが分かる。なぜなら、そこでは子どもにより自主的に解かれた問題だけが考慮されているからである。明らかに、この方法によるとき、われわれは、今日子どもにすでに成熟しているものだけを明らかにすることができる。われわれは、子どもの現下の発達水準だけを決定する。だが、発達状態というものは、その成熟した部分だけで決定されるものでは決してない。自分の果樹園の状態を明らかにしようと思う園丁が、成熟した、実を結んでいるりんごの木だけでそれを評価しようと考えるのは間違っているのと同じように、心理学者も、発達状態を評価するときには、成熟した機能だけでなく、成熟しつつある機能を、現下の水準だけでなく、発達の最近接領域を考慮しなければならない。
   1 .
ブルーナー(Bruner, J.S.)
   2 .
ピアジェ(Piaget, J.)
   3 .
デューイ(Dewey, J.)
   4 .
エリクソン(Erikson, E.H.)
   5 .
ヴィゴツキー(Vygotsky, L.S.)
( 保育士試験 平成27年(2015年) 教育原理 問24 )
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この過去問の解説 (3件)

47
発達の最近接領域がキーワードです。
ヴィゴツキーによって提唱されたもので、子どもが、現在は解決できない問題であっても 、大人の力を借りれば近い将来に解決できるようになる範囲(領域)のあることを意味します。
正解は5となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
26
重要人物はキーワードで覚えておきましょう。

「発達の最近接領域」という言葉が出てきたら、ほぼヴィゴツキーで間違いないので、最後の一文だけで判断できます。
問題文が長いと焦ってしまいがちですが、落ち着いてキーワードを探しましょう。

17
暗記問題です。果樹や成熟というキーワードから、ヴィゴツキーとわかります。

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