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保育士の過去問 平成28年(2016年)後期 社会的養護 問33

問題

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次の文は、「社会的養護関係施設における親子関係再構築支援ガイドライン」(厚生労働省 親子関係再構築支援ワーキンググループ)(平成26年3月)に示された親子関係の再構築における親に対しての具体的な支援に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
   1 .
親と協働関係を形成し、親子再構築支援の見通しを示す。親も支援プラン作成に関わる。
   2 .
協働養育者として親を尊重し、親との信頼関係を築き、施設が親の安心できる居場所になるように支援する。
   3 .
養育の振り返りを共にし、子どもに与えた影響を理解し、子どもとの関係改善への動機づけを行う。
   4 .
親自身が精神的な問題(未解決なトラウマ体験や衝動コントロールや精神医学的な問題など)を有している場合は、医療機関への受診が家庭復帰の条件として義務づけられている。
   5 .
具体的な養育方法について学べるように、モデルとなって示したり、ペアレントトレーニングを実施したりして教育的な支援をする。
( 保育士試験 平成28年(2016年)後期 社会的養護 問33 )
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この過去問の解説 (3件)

42
正解:4

1,2,3,5の記述は正しいです。

4は、『医療機関への受診が家庭復帰の条件として義務付けられている。』の記述が誤りで、そのような記述はありません。
正しくは、『治療の必要性の自覚を促し、児童相談所と連携して治療につなげる。』です。



以下、ガイドラインの「施設入所中の親への具体的な支援」を示したものです。

① 親と協働関係を形成し、親子再構築支援の見通しを示す。親も支援プラン作成に関わる。

② 協働養育者として親を尊重し、親との信頼関係を築き、施設が親の安心できる居場所になるように 支援する。

③ 親の抱えている問題を理解し、他機関と連携して親が経済的にも社会的にも心理的にもゆとりを取 り戻せるよう支援する。

④ 親自身が精神的な問題(未解決なトラウマ体験や衝動コントロールや精神医学的な問題など)を有 している場合は、治療の必要性の自覚を促し、児童相談所と連携して治療につなげる。

⑤ 養育の振り返りを共にし、子どもに与えた影響を理解し、子どもとの関係改善への動機づけを行う。

⑥ 具体的な養育方法について学べるように、モデルとなって示したり、ペアレントトレーニングを実 施したりして教育的な支援をする。

付箋メモを残すことが出来ます。
7
正解は4です。「社会的養護関係施設における親子関係再構築支援ガイドライン」(厚生労働省 親子関係再構築支援ワーキンググループ)(平成26年3月)に基づき解説します。

1 適切です。「親と協働関係を形成し、親子再構築支援の見通しを示す。親も支援プラン作成に関る。」と「施設入所中の親への具体的な支援」の項目で定義されています。

2 適切です。「協働養育者として親を尊重し、親との信頼関係を築き、施設が親の安心できる居場所になるように支援する。」と「施設入所中の親への具体的な支援」の項目で定義されています。


3適切です。「養育の振り返りを共にし、子どもに与えた影響を理解し、子どもとの関係改善への動機づけを行う。」と「施設入所中の親への具体的な支援」の項目で定義されています。

4 「親自身が精神的な問題(未解決なトラウマ体験や衝動コントロールや精神医学的な問題など)を有
している場合は、治療の必要性の自覚を促し、児童相談所と連携して治療につなげる。」と「施設入所中の親への具体的な支援」の項目で定義されています。問題文は「医療機関への受診が家庭復帰の条件として義務づけられている。」となっているので、不適切であると言えます。

5 適切です。「具体的な養育方法について学べるように、モデルとなって示したり、ペアレントトレーニングを実施したりして教育的な支援をする。」と「施設入所中の親への具体的な支援」の項目で定義されています。

5
正解は4です。

1 ○ 「社会的養護関係施設における親子関係再構築支援ガイドライン」では可能な限り、子どもや保護者の意向及び主体性を尊重した支援内容が求められています。

2 ○ 協働養育者として親との関係を築くことが子どもの最善の利益につながります。

3 ○ 子どもに対して虐待を行ってしまったことへの謝罪が必要であることを親に感じてもらうことに繋がっていくよう支援します。

4 × 家庭復帰の条件として、医療機関への受診は義務付けられていません。

5 ○ 暴力以外の方法を知らずにしつけと称して虐待をしてしまう親に対し、子どもの行動上の問題に教育的に対処できるスキルを指導する様々なペアレントトレーニングや、親子関係を改善するプログラムも普及してきています。

ガイドラインの「施設入所中の親への具体的な支援」は以下の通りです

① 親と協働関係を形成し、親子再構築支援の見通しを示す。親も支援プラン作成に関わる。

② 協働養育者として親を尊重し、親との信頼関係を築き、施設が親の安心できる居場所になるように支援する。

③ 親の抱えている問題を理解し、他機関と連携して親が経済的にも社会的にも心理的にもゆとりを取り戻せるよう支援する。

④ 親自身が精神的な問題(未解決なトラウマ体験や衝動コントロールや精神医学的な問題など)を有している場合は、治療の必要性の自覚を促し、児童相談所と連携して治療につなげる。

⑤ 養育の振り返りを共にし、子どもに与えた影響を理解し、子どもとの関係改善への動機づけを行う。

⑥ 具体的な養育方法について学べるように、モデルとなって示したり、ペアレントトレーニングを実
施したりして教育的な支援をする。

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