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保育士の過去問 平成28年(2016年)後期 社会的養護 問35

問題

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次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
Sちゃん(1歳11ヶ月、男児)は、乳児院に入所してもうすぐ2年になる。母親は、Sちゃんが生まれてすぐに家出をし、養育に困った父親(37歳)が児童相談所に相談したことから施設入所となった。父親はタクシーの運転手として正規雇用となったばかりで、養育の手伝いを頼める親族はいない。Sちゃんに発達・発育上の問題はなく、週に一度面会に来る父親になついている。父親は、「今は引き取れないが、Sが小学校高学年頃になって身の回りのことを自分でできるようになれば引き取りたい」と言っている。

【設問】
この【事例】における乳児院の支援方針として、最も適切なものを一つ選びなさい。
   1 .
当面引き取りは見込めないことから、児童養護施設への措置変更を児童相談所と検討する。
   2 .
父親がすぐにSちゃんを引き取ることができるように、転職を勧める。
   3 .
母親を探し出し、母親にSちゃんの引き取りを促す
   4 .
Sちゃんを引き取ることができる環境にするため、母親と離婚手続きを取り、再婚をするよう父親に促す。
   5 .
父親はSちゃんを養育することができないと判断し、養子縁組里親を検討する。
( 保育士試験 平成28年(2016年)後期 社会的養護 問35 )
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この過去問の解説 (3件)

13
正解:1

最も適切なものは1.です。

他の選択肢に関しては、転職を勧めたり、母親を探し出したり、再婚を勧めたり・・・といった行動は、保育士としての職域を超えてしまうため、不適切です。

付箋メモを残すことが出来ます。
8
正解は1です。

1 Sちゃんの父親は「Sちゃんが小学校高学年頃に引き取りたい」という希望を願い出ています。乳児院の対象は0~2歳までなので児童相談所と措置変更について話し合う必要があります。

2 転職を勧めることは父親の希望に寄り添っていないので不適切です。

3 問題文によると、Sちゃんの母親は自らの意思で家を出ていったように感じます。無理に母親を探し出すのはあまり適切な対応とは言えません。

4 母親と離婚したからと言って、Sちゃんを引き取ることのできる環境になるとはこの問題文だけではわかりません。そのためこの対応はこの問題では不適切です。

5 Sちゃんの父親は週に1回Sちゃんと面会をし、将来的に一緒に暮らす意思もあります。特別養子縁組の検討はこの時点では必要ないと判断できます。

3
正解は1です。

1 ○ この場合、Sちゃんも父親になついていて、父親も引き取りの意向があることから措置変更を視野に入れた自立支援が適切です。

2 × 転職は養育環境が不安定になる可能性があり、不適切です。

3 × 父親から「母親を探してほしい」という意向が確認されていないので不適切です。

4 × 3と同様に支援方針には保護者の意向を考慮することが大切です。

5 × 父親は引き取る意向があり、養子縁組は不適切です。

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