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保育士の過去問 平成29年(2017年)後期・地域限定 児童家庭福祉 問57

問題

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次の【事例】を読んで、設問に答えなさい。

【事例】
 保育所では、週に1回園庭開放や子育て相談を実施している。毎回、数組の親子が園庭開放を利用している。そこに母親のXさんと子どもY君( 1歳6か月 )がやってきた。
Xさん親子は、これまで数回園庭開放を利用している。担当のW保育士は、Xさんの暗い表情や他の親子と全く関わりがないことが気になっていた。
 ある日、W保育士がXさんに声をかけ、話を始めた。子育てのことに話が及ぶと、「Yが泣くとイライラして怒鳴ってしまう。それが毎日続き、いつか手をあげそうです。」と声を詰まらせた。落ち着いたところで、詳しく話を聞くと次のことが分かった。

・夫の転勤でV市に引っ越してきたばかりで、知り合いが誰もいない。
・夫は仕事のため帰宅が遅い。Xさんは専業主婦である。
・Z保育所の園庭開放以外の社会資源は利用していない。
・子どもとの関わり方がよく分からず、迷ったり、戸惑ったりすることが多い。そのためイライラして、Y君に怒鳴ってしまう。


Z保育所の園庭開放以外で、W保育士がXさんに利用を勧める事業として、最も適切なものを一つ選びなさい。
   1 .
家庭的保育事業
   2 .
児童発達支援
   3 .
小規模保育事業
   4 .
地域子育て支援拠点事業
   5 .
乳児家庭全戸訪問事業
( 保育士試験 平成29年(2017年)後期・地域限定 児童家庭福祉 問57 )
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この過去問の解説 (3件)

11
前問の文章によると、XさんはZ保育所の園庭開放以外は利用していないと話しています。

Xさんは育児に対しての孤立感を感じていることから、それを軽減するために乳幼児やその保護者と交流できる「地域子育て支援拠点事業」が最適だと考えられます。

付箋メモを残すことが出来ます。
6
正解は4です。

1 家庭的保育事業とは、市町村の認可を受けた課程的保育者が自宅やマンションの1部屋を保育施設として利用し、3歳未満の子どもを預かる事業です。

2 児童発達支援は、障害を抱えた未就学の子どもが利用する療育施設です。

3 小規模保育事業は0~3歳を対象とした6人以上19人以下の子どもを保育する事業です。

4 地域子育て支援拠点事業は、地域の親子の交流の促進や育児の相談等を実施し、子育てをする中での孤立感や負担感を解消することを目的とした事業です。

5 乳児家庭全戸訪問事業は、生後4か月までの乳児を対象とした子育て家庭を訪問し、子育て相談をおこなったり、支援に必要な情報を提供する事業です。

Y君の年齢が1歳であること、母親が孤立感を抱えていることから4番の地域子育て支援拠点事業の利用をすすめることが適切であると言えます。

3
正解は4です。

Xさんの状況から、他の選択肢を消去していくと、「地域子育て支援拠点事業」が最も適切です。

地域子育て支援拠点事業は、公共施設や保育所、児童館等の地域の身近な場所で、乳幼児のいる子育て中の親子の交流や育児相談、情報提供等を実施します。

・家庭的保育事業は、未満児を保育所と同じように毎日、保育する場です。定員は5名です。

・児童発達支援は、障害のある未就学の子どものための通所支援です。

・ 小規模保育事業は、未満児を保育所と同じように、毎日、保育する場です。定員は、6人以上19人以下です。

・乳児家庭全戸訪問事業は、生後4か月を迎えるまでの、すべての乳児のいる家庭に訪問します。

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