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保育士の過去問 平成30年(2018年)後期 保育原理 問17

問題

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次の保育所での【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
5歳児クラスでは、誕生日を迎えた子どもの保護者も一緒に誕生会に参加する。誕生日を迎えた子どもは自分の保護者が保育所に来てくれるその日をとても楽しみに待っている。また、クラス全体の前に出て自分が好きなものや将来の夢などを話し、友達が聞いてくれるのを楽しみにしている。K児は知的な遅れを伴う重度のダウン症で、4歳になってようやく座ることができるようになった。まだ自分で立って歩いたり会話したりすることは難しい。みんなの前で話すことが困難なK児の誕生会の日がやってきた。

【設問】
「保育所保育指針」(厚生労働省告示第117号平成29年3月31日)第1章「総則」に照らし、K児やクラスの子どもたちへの担当保育士の対応として不適切な記述を一つ選びなさい。
   1 .
担当保育士は、K児の保育所での普段の様子や、好きなものや遊びについて話した。
   2 .
担当保育士は、事前に母親からK児の家庭での様子や最近の変化などについて聴き取っておき、K児の代わりに話した。
   3 .
みんなの前で話すことがK児には困難なので、そのような場面はあえて作らず、さりげなく次のプログラムに移って誕生会を終えた。
   4 .
担当保育士は、K児を後ろから抱きかかえる母親と一緒に立ち、K児の気持ちを母親が代弁してクラスのみんなに伝えた。
   5 .
担当保育士がK児を膝の上に抱きかかえると、クラスの友達が次々とK児について知っていることを話し出し、担当保育士はそれを見守った。
( 保育士試験 平成30年(2018年)後期 保育原理 問17 )
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この過去問の解説 (3件)

8
解答. 3
1.適切です。
個人の発達段階に合わせて、適切に援助することが大切です。

2.適切です。
保護者の気持ちを受け止めつつ、家庭と連携して適切な援助をすることが求められます。

3.不適切です。
機会を奪ってしまうのではなく、個人の発達段階を踏まえたうえで、
支援することが大切です。
最適な援助を求めて、同僚の意見を聞いてみるのも良い手段です。

4.適切です。
保護者の気持ちを受け止めつつ、子どもの利益を最優先に考え、
適切な援助をすることが必要です。

5.適切です。子どもどうしが、お互いの気持ちを理解し、お互いを思いやり、
分かり合えるような、環境を作ることが大切です。

付箋メモを残すことが出来ます。
4
1の記述は適切です。一人ひとりの子どもの状況を把握することは大切で、さらに保護者やクラスの子どもたちと共有できるよい機会になります。

2の記述は適切です。事例の中に自分で会話したりすることは難しいとあるので、その発達段階を理解し適切に援助していくことが大切です。

3の記述は不適切です。発達段階を配慮することは大切ですが、機会を奪うのではなく、個人差をふまえて適切な援助や保育の方法を十分に工夫・考慮しなければなりません。

4の記述は適切です。保育士は保護者の状況や意向を理解、受容し、親子関係などに配慮しながら適切に援助していくことが大切です。

5の記述は適切です。保育士は子ども相互の関係作りや互いに尊重する心を大切にして援助していかなければなりません。

2
正解は3です。

1 ○ 適切です。

2 ○ 適切です。

3 × 不適切です。
発達段階を考慮することは大切ですが、みんなと触れ合う機会を大切にし、方法を工夫することが必要です。

4 ○ 適切です。

5 ○ 適切です。

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