問題
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次の文は、家庭裁判所における少年事件の処分に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
1 .
少年を児童福祉機関の指導に委ねるのが適当と認められる場合、都道府県知事または児童相談所長に事件が送致される。
2 .
少年を保護処分や検察官送致などの処分に付さなくとも、少年の更生が十分に期待できる場合、少年を保護処分に付さないことや、審判を開始せずに調査のみ行って手続を終えることがある。
3 .
少年が罪を犯したときに14歳以上であった場合、事件の内容、少年の性格、心身の成熟度などから、保護処分よりも、刑罰を科するのが相当と判断される場合には、事件を検察官に送致することがある。
4 .
「少年法」における「少年」とは、18歳に満たない者を指す。
5 .
少年が故意に被害者を死亡させ、その罪を犯したとき16歳以上であった場合には、原則として、事件を検察官に送致しなければならない。
( 保育士試験 令和元年(2019年)後期 児童家庭福祉 問54 )