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保育士の過去問 令和元年(2019年)後期 保育の心理学 問93

問題

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次の文は、自己に関する記述である。【Ⅰ群】の記述と【Ⅱ群】の用語を結びつけた場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】
A  幼児に気付かれないように鼻の頭に口紅をつけておく。その後その子どもに鏡を見せた時、子どもが鏡の像ではなく、自分の鼻を触るかどうかを基準として判断する。
B  乳児が自分の手や足の指をしゃぶったり触ったりして得られる感覚は、物をしゃぶったり触ったりした時に生じる感覚とは異なることに気付く。
C  青年は「自分は他者と違って自分である」という感覚と、「自分はいかに自分になってきたか」という感覚を、問い直す。
D  「そうなりたい自分」と「そうである自分」とのズレや不一致の程度によって、その人の適応をあらわしているとされる。

【Ⅱ群】
ア 自己実現       イ 自己認知       ウ 身体的自己
エ 自己開示       オ モラトリアム     カ アイデンティティ
キ 現実自己・理想自己  ク 私的自己・公的自己
   1 .
A:ア  B:ウ  C:オ  D:キ
   2 .
A:ア  B:ウ  C:カ  D:ク
   3 .
A:ア  B:エ  C:オ  D:ク
   4 .
A:イ  B:ウ  C:カ  D:キ
   5 .
A:イ  B:エ  C:オ  D:ク
( 保育士試験 令和元年(2019年)後期 保育の心理学 問93 )
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この過去問の解説 (3件)

14
正解は4です。

A 「自己認知」についての実験の記述です。心理学者のゴードン・ギャラップが行った実験であり「ミラーテスト」と呼ばれます。

B 「身体的自己」についての記述です。乳児が自分の手や足の指をしゃぶったり触ったりして得られる感覚は、物をしゃぶったり触ったりした時に生じる感覚とは異なることに気付くことを言います。

C 「アイデンティティ」についての記述です。「自分は他者と違って自分である」という感覚と、「自分はいかに自分になってきたか」という感覚を、問い直すことで、思春期~青年期に見られる姿です。

D 「現実自己・理想自己」についての記述です。「そうなりたい自分」と「そうである自分」とのズレや不一致の程度によって、その人の適応をあらわしていると考えられています。

付箋メモを残すことが出来ます。
7
Aの記述に関連がある語句は、イの自己認知です。
Aの記述は、1970年に心理学者のゴードン・ギャラップが行ったミラーテストに関連する内容です。ミラーテストは自己認知の有無を方法として用いられています。

Bの記述に関連がある語句は、ウの身体的自己です。
乳児は自分の手足をしゃぶったり触ったり、おもちゃや物をしゃぶったり触ったりを繰り返す中で、自分の身体と外界との違いを認知していきます。

Cの記述に関連がある語句は、カのアイデンティティです。
アイデンティティとは、自己同一性ともいいます。状況や環境に限らず「自分は自分である」という自らの認識のことを指します。自分の周りを取り巻く社会を広く知るようになる中で、改めて自分自身を振り返ったりする中で、段々のアイデンティティは確立されていきます。

Dの記述に関連がある語句は、キの現実自己・理想自己です。
現実自己とは、その名の通り実際の自分のこと、理想自己とは、「こうありたい」と思う自分のことを指します。

よって正解の組み合わせは4となります。

5
正解は【4】です。

A・・・自己認知
自分を別の個体とは違う存在として認識することです。

B・・・身体的自己
自分の身体的な認識・評価のことです。

C・・・アイデンティティ
自分という個体の存在や自分らしさのことです。
青年期は自分の将来などを考え
「自分探し」の時期と言われています。

D・・・現実自己・理想自己

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