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保育士の過去問 令和2年(2020年)後期 保育原理 問5

問題

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次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
M保育所の1歳児クラスに通うK君( 1歳8か月)は、ごはんやうどんなどの主食は好きでよく食べるが、野菜やお肉などのおかずはなかなか食べない。また、自分で食べるときもあるが、「ママ!(やって)」と食べさせてもらうことを求めることが多い。K君の保護者は、K君に主食だけではなくおかずもしっかりと食べられるようになってほしい、また自分で食べるようになってほしいと思っている。しかし、なかなかそうならないK君に保護者はあせりを感じている。そこで連絡帳にK君の家庭での食事の様子を記入し、担当保育士にアドバイスを求めてきた。
保育所でもK君は食事の際、ごはんなどはスプーンを持って上手に食べるが、おかずになると手をひざの上において自分で食べようとしないことが続いている。保育士が声をかけると、自分でスプーンを持っておかずを食べる日もあり、担当保育士はK君を励ましながら食事を進めている。
担当保育士から相談を受けた栄養士は、K君の食事の様子を最近よく見ている。

【設問】
担当保育士がK君の保護者の連絡帳に記入する内容として、「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」の2「食育の推進」及び第4章「子育て支援」に照らして、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 保育所でのK君の食事に対する担当保育士の対応の様子を伝え、食べることを楽しむことが大切なので、あせらずにやっていきましょうと伝える。
B 食事は早くからの自立への援助が大切であるため、何でも自分でスプーンなどを持って食べるように保育所での指導を強めていきますと伝える。
C 子どもの食事は、保育所よりも保護者が指導することが大切なので、家庭でしっかりと指導してくださいと伝える。
D 保護者が希望するならば、栄養士も交えて一緒に相談しましょうと伝える。
   1 .
A:○  B:○  C:○  D:×
   2 .
A:○  B:○  C:×  D:○
   3 .
A:○  B:×  C:×  D:○
   4 .
A:×  B:×  C:○  D:○
   5 .
A:×  B:×  C:○  D:×
( 保育士試験 令和2年(2020年)後期 保育原理 問5 )
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この過去問の解説 (3件)

14

正解は、A:○  B:×  C:×  D:○です。

A ○

 食べる楽しみの体験を日々重ねていき、K君自ら「おかずも食べてみようかな」となれるよう、保育所での対応を伝えています。保護者の不安を汲み、保護者と保育所でK君の食育を支援していきましょう、という姿勢は○です。

B ×

 食事で大切なのは、「早くからの自立」ではなく、「食事を楽しみ、興味・関心を育てること」です。指導を強めるのではなく、K君の主食以外への意欲を育てるようにする、自分で食べられることの達成感などを感じられるようにする、などの工夫をしていきます。

C ×

 保育所で出来ること、家庭で出来ること、それぞれの特性を生かして互いに情報を共有し、K君の食育を進めていきます。何よりK君の食事を楽しむ気持ちを大切にします。

D ○

 保護者は、K君の食事の仕方や、栄養摂取の現状に不安を抱き保育所に相談をしています。これからの対応について、栄養士を交えて相談出来る場を設ける提案は、子育て支援に沿った対応なので○です。

付箋メモを残すことが出来ます。
7

正解はA:○  B:×  C:×  D:○です。

A 適切です。保護者の焦る気持ちやK君の成長への願いを受け止め、安心する言葉をかけることが大切です。

B 不適切です。子どもの発達や成長には個人差があります。保育所での指導を強化するのではなく、K君の様子を見ながら、家庭との連携を密にし自立を目指していくことが大切です。

C 不適切です。子どもの成長においては、保育所と家庭での連携が必要不可欠です。食事の自立に関しても、家庭だけで指導するのではなく、保育所でも指導を行うことが必要となります。

D 適切です。保育士だけでなく、栄養士など専門の知識を持った職員の援助も保護者支援に必要です。

4

正解はA:○  B:×  C:×  D:○です。

A ○ 適切です。

焦りを感じている保護者に対し、気持ちを受け止めると同時に、保育所でのK君の様子を伝えて一緒に対応する姿勢は適切です。

B × 不適切です。

保育所主導で指導を強化するのではなく、K君の様子をみながら家庭との連携を図ることが大切です。

C × 不適切です。

家庭での指導だけではなく、家庭と連携した保育所での対応が必要です。

D ○ 適切です。

栄養面での心配を抱える保護者のサポートとして適切です。

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