ITパスポートの過去問 平成30年度 春期 ストラテジ系 問17

SWOT分析とは企業の強み、弱み、機会、脅威を分析し、それを元に経営戦略や経営改善の立案を行うことです。
問題では機会について問われており、機会とは自社にチャンスとなる外部の要因のことで、例えばラーメン屋などの飲食店であれば、「ラーメンブームでラーメン店の数は年々増加している」といったことがSWOT分析における機会に当てはまります。

1 . 既存事業での成功体験は自社の強みになります。

2 . 業界の規制緩和は外部の要因になりますので、2が正解です。

3 . 自社の商品開発力も自社の強みになります。

4 . 全国をカバーする自社の小売店舗網も自社の強みになるため、誤りです。

選択肢を一つずつ見ていきましょう。

１．既存事業での成功体験は強みに該当します。
よって、誤りです。

２．業界の規制緩和は機会に該当します。
よって、正解です。

３．自社の商品開発力は強みに該当します。
よって、誤りです。

４．自社の小売店舗網は強みに該当します。
よって、誤りです。

SWOT分析とは、環境を強み(Strengths)、弱み(Weaknesses)、機会(Opportunities)、脅威(Threats)の4つのカテゴリーで分析することで経営戦略の策定を図る手法の一つです。このうち、プラスの外部要因である機会に該当するのは業界の規制緩和です。他の3つはプラスの内部要因であるので強みに該当します。