ITパスポートの過去問 令和2年度 秋期 ストラテジ系 問24

CAD(computer-aided design)は、コンピュータを活用した設計支援システムで、機械設計などを中心に多く使用されています。CADで作成された設計は、データとして保存されており、再利用が容易です。

1 .資材の所要量を把握して最適な発注ができる。

MRPの機能です。


2 .生産工程の自動化と作業の無人化ができる。

FAの機能です。


3 .生産に関連する一連のプロセスを統合的に管理できる。

MPMに関する記述です。


4 .設計データを再利用して作業を効率化しやすくする。

CADに関する記述です。正解です。


したがって、４が正解です。

「CAD」とは、コンピュータによる設計支援ツールのことです。 2次元CADや3次元CADなど様々な種類があります。

１．MRP(Material Requirements Planning)の導入効果ですので、誤りです。

２．FA(Factory Automation)の導入効果ですので、誤りです。

３．生産管理システムの導入効果ですので、誤りです。

４．CADの導入効果ですので、正解です。

ＣＡＤ：工業製品や建築物などの設計をコンピュータを利用して行うシステムのことです。

１は、ＭＲＰの導入効果です。
２は、ＦＡシステムの導入効果です。
３は、生産管理システムの導入効果です。

したがって、設計について述べている４が正解です。