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介護福祉士の過去問 第21回(平成20年度) 介護技術 問92

問題

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一人暮らしの高齢者の支援に関する次の事例を読んで、問題について答えなさい。
【事例】
Kさん(85歳、男性、要支援2)は5年前に妻を亡くし、自宅で一人暮らしをしている。以前は近くに住む友人とカラオケや将棋を楽しむなど活動的な日々を送っていたが、近ごろは足下がおぼつかなくなってきたため、自宅にいることが多くなった。商店街はバスを使わなければならない距離にある。会社員の長女は、他県に住んでいるが、週に1回は訪問して買い物や掃除など身の回りの世話をしている。Kさんは「できるだけ他人の力を借りずに、自分のことは自分でやっていきたい」と言っている。しかし、トイレに間に合わないことがあったり、大好きだった入浴も転倒を恐れ控えるようになってきており、生活に不安を抱くようになっている。週1回の介護予防通所リハビリテーション(以下「デイケア」という)と週1回の介護予防訪問介護を利用している。

【問題】
Kさんの清潔保持の支援に関する次の記述のうち、優先順位の高いものとして、適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。
A シャワーチェアーの導入を勧める。
B デイケアでの入浴を勧める。
C 訪問介護員が清拭する。
D 介護予防訪問入浴介護の利用を勧める。
   1 .
A B
   2 .
A C
   3 .
B C
   4 .
B D
   5 .
C D
( 介護福祉士国家試験 第21回(平成20年度) 介護技術 問92 )
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この過去問の解説 (3件)

40
ここで注目したいのは、Kさんが「できるだけ他人の力を借りずに、自分のことは自分でやっていきたい」と言っていることです。また、自分でできる力はまだまだありますが、転倒を恐れていることです。
ですから、A、BがもっともKさんの要望にそった支援と言えます。Cは入浴が困難な方を支援するものであり、Dは自宅の浴槽での入浴が困難な方を支援するものです。Kさんは、まだそのC、Dの段階までには至っていない状況です。

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12
正解は1です。
Kさんが入浴を控える理由として、「足元がおぼつかず転倒を恐れ」との記述があります。そのため安心して入浴を行えるよう(A)シャワーチェアーの導入と(B)デイケアでの入浴を勧めることは現在のKさんの身体能力や本人の意思を考えると適切なものといえます。

5
適切な組み合わせは1です。

事例中のポイントとなる言葉が「Kさんは『できるだけ他人の力を借りずに、自分のことは自分でやっていきたい』と言っている」「大好きだった入浴」「転倒を恐れている」という所です。

清拭は大好きだった入浴を無視したものとなります。介護予防訪問入浴介護は、他のサービスの見直しに影響します。できるだけ他人の力を借りずにやるためにはリハビリは必要です。そのため、シャワーチェアーを利用することで転倒を防ぎ、デイケアでの入浴はサービス内容の見直しというわけではなく、リハビリも確保されるため、1が適切となります。

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