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介護福祉士の過去問 第26回(平成25年度) 総合問題 問112

問題

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次の事例を読んで、問題について答えなさい。
〔事例〕
Kさん(65歳)は、夫(70歳)と二人暮らしをしていた。Kさんは骨粗鬆症(osteoporosis)と診断を受けていたが、最近、約束していたことを忘れるなどの記憶力の低下や人格の変化がみられるようになり、前頭側頭型認知症(Front Temporal Dementia)と診断され、要介護認定で要介護3となった。
夫は体調を崩して、近所の病院に入院することになった。夫が介護支援専門員(ケアマネージャー)に相談して、Kさんは、夫の入院する病院に併設されている施設に入所した。この施設は、看護、医学的管理の下に介護や機能訓練などを実施している。
Kさんは施設入所後、介護職の問いかけに返事をしなかったり、急に服を脱ぎ出すなどの行動を繰り返した。日常生活では、すべての動作に見守りと声かけが必要な状態であった。

[問題]
Kさんが自室で急に服を脱ぎだしたときの介護職の対応として、次の記述の中から最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
服を脱いでいる行動を止める。
   2 .
服を脱がないように説得する。
   3 .
服を脱ぐのは、恥ずかしいことだと伝える。
   4 .
落ち着くまで見守る。
   5 .
服を脱いでいる行動を無視する。
( 介護福祉士国家試験 第26回(平成25年度) 総合問題 問112 )
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この過去問の解説 (3件)

36

前頭側頭型認知症では、常識から外れた行為をする事があります。

ホールのような他の利用者の目がある所での行為ならば説得や制止をする必要な場合もありますが、自室のようなプライベート空間ならば、気が済むまでやらせてあげる事も支援の一つです。

付箋メモを残すことが出来ます。
12

認知症のKさんにみられる行動に対して言動や動作の押し付けは適切な対応ではありません。

この際、服を脱ぐことを止めようとせず本人が落ち着くまで見守ることが適切です。

服を脱いでいる間に転倒や怪我の原因となることが起こることも考えられるため無視することも間違っています。

また、Kさんは骨粗鬆症であることを頭に置いておくことも大切です。

11

正解は「落ち着くまで見守る。」です。

選択肢1. 服を脱いでいる行動を止める。

骨粗しょう症があることや人格の変化があることから、無理に行動を止めるのは適切とは言えません。

選択肢2. 服を脱がないように説得する。

認知機能が低下していることから、口頭での説得は難しく、しつこい説得は本人を興奮させることにつながる可能性があります。

選択肢3. 服を脱ぐのは、恥ずかしいことだと伝える。

認知機能が低下していることから、口頭での説得は難しく、しつこい説得は本人を興奮させることにつながる可能性があります。

選択肢4. 落ち着くまで見守る。

認知症があるため、口頭での説得は難しく、行動が落ち着くまで見守るのが良い方法と考えられます。

選択肢5. 服を脱いでいる行動を無視する。

無視は良くありません。事故などがないよう、見守ることが必要です。

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