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介護福祉士の過去問 第27回(平成26年度) 生活支援技術 問49

問題

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Lさん(83歳、女性)は、誤嚥性肺炎(aspiration pneumonia)の既往があり、要介護2の判定を受けている。週2回、通所リハビリテーションを利用している。今日、通所リハビリテーションに来たLさんは、提供された食事をほとんど食べていない。食事以外に摂取している水分は、1日200~300mlだという。Lさんの手の甲の皮膚をつまむと、つまんだ形がそのまま残った。尿量も少なく、尿の色は濃い黄色であった。

Lさんへの対応として、適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
散歩を勧める。
   2 .
入浴を勧める。
   3 .
コーヒーを勧める。
   4 .
おやつにゼリーを勧める。
   5 .
食事の一時休止を勧める。
( 介護福祉士国家試験 第27回(平成26年度) 生活支援技術 問49 )
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この過去問の解説 (3件)

42
正解は 4 です。

「手の甲の皮膚をつまみ、そのまま形が残る」
「尿量も少なく、尿の色は濃い黄色」
これらは、明らかに脱水症状を起こしていることを表しています。

1:散歩により発汗し、より脱水症状が進む可能性があるため、避けます。

2:入浴も同様に、脱水症状を進める原因となるため、避けます。

3:コーヒーも利尿作用が強く、脱水症状の進行を促してしまうことがあるため、水分補給にはあまり向きません。

5:食事を休止しても、現在の脱水症状の解消には何の役にも立ちません。
また食事の休止により嚥下機能がさらに低下し、より誤嚥性肺炎の危険性を高めることにもなりかねないため、適切な対応とは言えません。

付箋メモを残すことが出来ます。
23

正解は4です。

問題文中に「誤嚥性肺炎の既往」「提供された食事をほとんど食べていない」とあります。食事を食べない理由の一つとして誤嚥性肺炎にまたなってしまうのではないかという不安感が考えられます。それで安心して食べられるゼリーを勧めるのが適切です。

選択肢1,2,5は食事をあまり食べておらず、体力のない状態で適切だといえません。
また誤嚥性肺炎を心配している人には、飲み物も、むせるのではないかという心配の種になります。よって3は不適切です。



17
正解は 4 です。

「手の甲の皮膚をつまむと,つまんだ形がそのまま残った」、「尿量が少なく,尿の色は濃い黄色」ということから脱水症状が考えられます。
脱水症状の原因が、誤嚥を恐れているからだとすると、食べやすいゼリーを提供するのが適切な判断と言えます。

1.2.脱水状態の人に運動や入浴を行なうことは危険です。

3.Lさんが誤嚥を心配していることを考えると、適切とはいえません。

5.栄養状態を考慮すると、正しい判断とは言えません。

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