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介護福祉士の過去問 第27回(平成26年度) 総合問題 問112

問題

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次の事例を読んで、問題について答えなさい。
〔事例〕
Jさん(80歳、女性)は3年前にレビー小体型認知症(dementia with Lewy bodies)と診断され、要介護3と認定された。次第に徘徊はいかいすることが多くなって、夫(88歳)が介護することは難しくなり、現在は認知症対応型共同生活介護(グループホーム)を利用している。
Jさんは、「先生が怖い顔をしてあっちから歩いてくる」など、実際にはないことを口にしていた。Jさんはグループホームから出て行き、Vコンビニエントストアで発見されたことが1回ある。
家族の了承を得て、GPS追跡機をJさんの身につけてもらうことにした。また、地域のネットワークを利用して、Jさんが発見されたVコンビニエントストアの店員、地域の民生委員、自治会、老人クラブなどに呼びかけ、一人で歩いているJさんを見かけたときは、グループホームに連絡を入れてもらうことにした。一方で、介護福祉職はJさんが外出したいときには、付き添って外出していた。

Jさんに見られる症状として、正しいものを1つ選びなさい。
   1 .
感情失禁
   2 .
奇異行動
   3 .
無動
   4 .
無言
   5 .
幻視
( 介護福祉士国家試験 第27回(平成26年度) 総合問題 問112 )
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この過去問の解説 (3件)

32
正解は 5 です。

1:感情失禁とは、喜怒哀楽のコントロールが難しくなり、葬式の席で大笑いしてしまったりなど、周囲の空気が読めず感情がそのまま出てしまうことをいいます。
今回の問題文上でそのような症状が出ていると受け取ることができる文章はありません。

2:奇異行動とは、コップの水を頭からかぶってみたり、全裸で外を歩いたりといった、通常では考えにくい奇抜な行動をとることです。
今回の問題文上にある徘徊程度では奇異行動とは呼べず、他に奇抜な行動をしている様子はありません。

3:無動とは、動きが遅くなったり少なくなったりすることを言います。
おもにパーキンソン病に見られる症状で、歩き出しの一歩目が出なかったり、まばたきができなくなったりします。

4:無言とは、話しかけたり問いかけたりしている声は聞こえているはずなのに反応しない様子を言います。
うつ病や統合失調症などでよく見られます。

付箋メモを残すことが出来ます。
24
◇正解は 5です。

1:×感情失禁とは、
些細なことで大喜びしたり激怒するなど、喜びや怒りなどの感情が正常の人々よりも簡単に多く出てしまうことです。

2:奇異行動とは、
奇声を発したり 異常な行動をしたり、あきらかに普通とは違う行動のことです。

3:無道は歩きだしの第一歩は出ない事ですが、
パーキンソン病の特徴的な症状の1つでもあります

4:無言とは話しかけられても、言葉を発しない状態をいいます。

5:幻視とは、実際にはないものが、あるように見えることです。
「先生が怖い顔をしてあっちから歩いてくる」というのは、幻視です。

15
正解は5です。

レビー小体型認知症の特徴は、幻覚特に幻視、転倒しやすい、パーキンソン病に似た歩行障害です。

問題文中に「『先生が怖い顔をしてあっちから歩いてくる』など、実際にはないことを口にしていた」とあります。これは幻視の症状です。

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