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介護福祉士の過去問 第28回(平成27年度) 生活支援技術 問55

問題

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Bさん(86歳、女性)は、介護老人福祉施設で生活している。脳梗塞(cerebral infarction)の後遺症で左片麻痺があり、最近は筋力の低下が目立っている。Bさんは日中はポータブルトイレ、夜間は紙おむつを使用している。Bさんの使用しているポータブルトイレは木製の背もたれと肘かけがついているタイプである。Bさんが、ポータブルトイレを使用するときの排泄介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
ポータブルトイレは、ベッドの左側の足元に置く。
   2 .
ポータブルトイレの足元に新聞紙を敷く。
   3 .
座位が安定しないときは、背もたれに寄りかかるように座ってもらう。
   4 .
排泄が終了したら、立ち上がる前に下着やズボンを大腿部まで上げておく。
   5 .
使用したポータブルトイレの中の排泄物は、1日分をまとめて片づける。
( 介護福祉士国家試験 第28回(平成27年度) 生活支援技術 問55 )
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この過去問の解説 (3件)

46
正解は 4 です。

下着やズボンを上げておくことで、立ち上がった後にスムーズに最後まで履くことができます。

1.Bさんは左麻痺のため、左側に置かれたポータブルトイレへの移動は難易度が高いです。非麻痺側である右側に設置します。

2.足元がすべるようになるため、絶対に新聞紙を敷いてはいけません。

3.背もたれにもたれかかると腹圧がかからず、排泄が出来ません。前かがみの姿勢が基本です。
座位を安定させるためには、前に手すりを置くなどの工夫をします。

5.においや衛生面を考え、こまめに片付けるようにします。

付箋メモを残すことが出来ます。
16
1.誤り。設問には「左片麻痺」とあるので、左側の足元に置くと移動が出来ません。麻痺側と反対側に設置します。

2.誤り。ポータブルトイレには、簡易式や木製・手すり付など色々な種類があります。利用者のADLに合わせて商品を選ぶとよいでしょう。新聞紙を敷くと躓きの原因になりますので不適切です。敷くのであれば、滑り止めがついたポータブルトイレ専用マットが良いでしょう。

3.誤り。排泄の姿勢については、背もたれにもたれると排便しにくくなりますので、出来るだけ前傾姿勢で腹圧が掛かりやすい姿勢を保つ必要があります。

4.正しい。大腿部まで上げておくと、立ち上がり時にスムーズに下着とズボンを上げる事が出来ます。

5.誤り。排泄物は、衛生上の観点からも、こまめに片づけるようにします。

以上により、選択肢4が正解となります。

9
最も適切なものは4です。

他の選択肢については以下のとおりです。
1.Bさんは左麻痺なので、麻痺側に置かれていては不便です。よって、不適切です。

2.新聞紙を敷くと躓きや滑りの原因となります。よって、不適切です。

3.背もたれにもたれかかると排便・排尿しにくくなります。前傾姿勢で腹圧がかかりやすい状態を保ったほうがいいので、不適切です。

5.衛生面からこまめに片づけます。よって、不適切です。

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