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介護福祉士の過去問 第29回(平成28年度) 介護過程 問66

問題

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次の事例を読んで、問に答えなさい。

〔事例〕
Eさん(67歳、女性、要介護3)は、1年前、くも膜下出血(subarachnoid hemorrhage)で倒れて、左片麻痺、体幹機能の低下が残った。排泄訓練を目的として介護老人保健施設に入所した。入所時のEさんは、不自由でも、右手でベッド柵を掴んで起き上がることやベッドの端に座ることはできたが、立位保持はできなかった。おむつを着用しているが、「おむつは嫌」と自分の気持ちを訴えていた。医師は着脱と拭く行為には介助が必要だが、車いすから便座に移ることは可能であると判断した。F介護福祉職はアセスメント(assessment)を行い、本人の思いを考慮して介護計画の短期目標を、「車いすから便座に移り排泄する」と設定して、評価日は1か月後とした。理学療法士と連携して、トイレで移乗のための立位訓練を始めた。

ICF(International Classification of Functioning, Disability and Health:国際生活機能分類)に基いて情報を分類する場合、Eさんの「能力」(できる活動)に該当するものとして、適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
右手でベッド柵を握る動作
   2 .
ベッド上での座位の保持
   3 .
手すりを使っての立位の保持
   4 .
「おむつは嫌」という気持ちの表出
   5 .
車いすから便座への移乗
( 介護福祉士国家試験 第29回(平成28年度) 介護過程 問66 )
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この過去問の解説 (5件)

32
正解は5です。
ICFは生活機能というプラスの面から分類します。
1~4は心身機能・構造(体の動きや感情)に分類されます。

付箋メモを残すことが出来ます。
26
正解は「5」です。

ICFは人間の生活機能と障害を判断するための国際的な分類基準です。分類は大きく①心身機能・身体構造、②活動と参加、③背景因子(環境因子・個人因子)に分けることが出来ます。
できないことをどうするか、という観点で作られたICIDHという分類法から発展して、できないことよりもできることに着目して作られた基準です。

1・2・4は、心身機能・身体構造に分類されます。1・2の動作が可能であることから、5の活動ができるという考え方となります。

3は問題文に立位保持はできなかったと記述されているため、分類しないものとなります。

20
正解は「5」です。
ICFとはできないことよりできることに着目し、できる活動を定められた項目に分類する分類基準の事をいいます。

不正解とその解説
「1」・・・心身機能・身体構造に分類されます。

「2」・・・心身機能・身体構造に分類されます。

「3」・・・立位保持はできなかったと問題文に記載されているため、ICFの分類基準には含まれません。

「4」・・・心身機能・身体構造に分類されます。

16
正解は5です。

ICFは人間の生活機能と障害を判断するための分類基準であり、大きく分けると①心身機能・身体構造 ②活動と参加 ③背景因子(環境因子・個人因子)に分けることが出来ます。
出来る活動に分類される選択肢は5です。

1.2.4.は心身機能・身体構造に分類されます。

3.Eさんは立位保持は出来なかったと記述されているため、出来る活動には分類されません。

9
適切なものは5です。

ICFは「生きる全体像」を捉え「よりよく生活するためにどうするか」プラスの面で見ていきます。また人の生活機能を「心身機能・身体構造」、「活動と参加」という2つの要素から構成しています。

選択肢1~4は「心身機能・身体構造」に該当します。さらに選択肢3については、Eさんのできないことに該当します。

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