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介護福祉士の過去問 第29回(平成28年度) 総合問題 問118

問題

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次の事例を読んで、問いに答えなさい。

〔事例〕
Kさん(88歳、男性)は、妻(82歳)と二人暮らしであった。5年前にアルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)と診断された。1年ほど前から、会話がかみ合わなくなった。離れて暮らす一人息子のこともわからなくなり、「会社に行く」と外出して行方不明になることがあった。そのため、自宅での介護が困難で、半年前に認知症対応型共同生活介護(グループホーム)に入居した。入居時は表情が険しく精神的に不安定で徘徊がたびたびみられた。しかし、事業所内で取り組んでいた回想法に参加すると、徘徊はみられなくなってきた。
ある日の午後、「痛い、痛い」と繰り返しながら足を叩いて、床に座り込む様子が見られた。
病院を受診すると、帯状疱疹(herpes zoster)と診断された。

病院を受診した日の夜中にKさんが、「仕事に行かないと怒られる」と興奮した口調で部屋から出てきた。介護福祉職がKさんの不安な思いを受け止めると、入眠した。しかし、30分後に再び、「会社に行く」と興奮する様子が見られた。
興奮しているKさんへの介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
会社は休みだと言う。
   2 .
早く寝るようにと言う。
   3 .
怒られることはないと言う。
   4 .
仕事をしていた時の話をする。
   5 .
息子の話をする。
( 介護福祉士国家試験 第29回(平成28年度) 総合問題 問118 )
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この過去問の解説 (3件)

18
正解は4です。

Kさんは興奮している状態のため、本人の話を否定したり抑止するような声かけは逆効果となります。
仕事に関する話を聞き、落ち着いてくれるまで対応するのが適切です。

付箋メモを残すことが出来ます。
10
最も適切なのは4です。

「仕事に行かないと怒られる」「会社に行く」というところから仕事へのこだわりの強さを感じます。相手を否定せずに受け止めている行動として4が適切です。

7
正解は4です。
Kさんの仕事の話を聞き、不安なことを受け止めるようにします。
否定したり、抑止したり、忘れてしまった息子の話をしても興奮はおさまらないでしょう。

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