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介護福祉士の過去問 第33回(令和2年度) 医療的ケア 問112

問題

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Hさん(80歳、男性)は嚥下機能の低下があり、胃ろうを1か月前に造設して、自宅に退院した。現在、胃ろう周囲の皮膚のトラブルはなく、1日3回の経管栄養は妻と介護福祉職が分担して行っている。経管栄養を始めてから下肢の筋力が低下して、妻の介助を受けながらトイレへは歩いて行っている。最近、「便が硬くて出にくい」との訴えがある。
Hさんに対して介護福祉職が行う日常生活支援に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
   1 .
入浴時は、胃ろう部を湯につけないように注意する。
   2 .
排泄時は、胃ろう部を圧迫するように促す。
   3 .
排便は、ベッド上で行うように勧める。
   4 .
経管栄養を行っていないときの歩行運動を勧める。
   5 .
栄養剤の注入量を増やすように促す。
( 介護福祉士国家試験 第33回(令和2年度) 医療的ケア 問112 )
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この過去問の解説 (3件)

21
  1. 1、適切ではありません。

胃ろう部を湯につけても問題はなく、周囲を清潔に洗浄することが大切です。

  1. 2、適切ではありません
  2. 胃ろう部を圧迫すると、皮膚トラブルなどが生じる恐れがあります。
  3. 3、適切ではありません。
  4. トイレ等での排便を制限する必要はなく、身体の状況に応じて適切な排泄方法を選択します。
  5. 4、適切です。
  6. 経管栄養を行っていないときは、身体機能の維持・向上の為に歩行運動を勧めるようにします。
  7. 5、適切ではありません。
  8. 栄養剤の注入量は医師が決定するため、介護福祉職が量を変更してはいけません。

付箋メモを残すことが出来ます。
10

正解は4番です。

Hさんは経管栄養を始めてから下肢の筋力が低下して、妻の介助を受けながらトイレへは歩いて行っている。最近、「便が硬くて出にくい」との訴えがある。と説明があります。この部分について考えていくと正解に近づきます。

1 入浴時は、胃ろう部を湯につけないように注意する。→入浴時は、胃ろう部を湯につけないように注意する所は大事ですが、湯につけても大丈夫なので、今回の選択肢としては、不正解になります。

2 排泄時は、胃ろう部を圧迫するように促す。→排泄時は、胃ろう部を圧迫するのではなく、胃ろう部を圧迫しないように促すのが適切になります。

3 排便は、ベッド上で行うように勧める。→排便は、ベッド上ではなくトイレに促すことが大事になります。

(正解)4 経管栄養を行っていないときの歩行運動を勧める。→正解になります。経管栄養を始めてから下肢の筋力が低下したと言われているので、経管栄養を行っていないときの歩行運動を勧める事が適切になります。

5 栄養剤の注入量を増やすように促す。→介護福祉職員が独断で栄養剤の注入量を増やすように促すことは適切ではありません。

6

最も適切なものは4です。

ここで配慮すべきことは「筋力の低下」と

「便の出にくさ」に対してどうするかです。

それには体を動かすことが効果的です。

ただ、経管栄養の管がついていると運動に邪魔です。

よって4が適切です。

他の選択肢については以下のとおりです。

1.不適切です。

清潔が保たれていれば、

胃ろう部にお湯をかけても、お湯に浸かっても問題ありません。

2.不適切です。

胃ろう部の圧迫は皮膚トラブルの原因となります。

3.不適切です。

Hさんは筋力の低下も指摘されている方です。

自力歩行ができる状況にある人なので、

できることはご自分でやっていただくことで

筋力低下を防ぐことにもつながります。

5.不適切です。

栄養剤の注入量は介護福祉職が決められるものではありません。

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