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運行管理者(貨物)の過去問 平成27年度 第1回 実務上の知識及び能力 問41

問題

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自動車の追い越しに関する次の文中、Bに入るべき字句を下の枠内の選択肢( 1~6 )から選びなさい。

1. 高速自動車国道を車両の長さ10メートルのトラックが時速80キロメートルで走行中、下図のとおり、時速70キロメートルで前方を走行中の車両の長さが10メートルのバスを追い越すために要する追越距離は1,600メートルである。なお、この場合の「追越」とは、トラックが前走するバスの後方90メートル( ア )の位置から始まり、バスを追い越してバスとの車間距離が90メートル( イ )の位置に達するまでのすべての行程をいう。

2. 「 1 」の場合において追い越しに要する時間は、( B )である。なお、解答として求めた数値に1未満の端数がある場合には、小数点第一位以下を四捨五入すること。
問題文の画像
   1 .
1,440メートル
   2 .
1,520メートル
   3 .
1,600メートル
   4 .
72秒
   5 .
68秒
   6 .
65秒
( 平成27年度 第1回 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問41 )
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この過去問の解説 (3件)

72
4正
時速80キロメートルで走行するトラックは、
1秒間で22.2メートル進みます。
1600メートル÷22.2メートルで、72秒です。

付箋メモを残すことが出来ます。
23

④が解答となります。

時間を求めるには「距離 ÷ 速さ」で求めることができます。

この公式に数字を当てはめると

距離(1600m)÷時速80km(ア)の速度となります。

※このままではmとkm/hで単位が合わないため、

 時速80kmをm/秒へ直します。

時速80km÷60(分速へ変換)÷60(秒速へ変換)すると

 =0.022…(km/秒)となります

  ※まだ㎞単位なので、メートルに直します

 

 =0.022×1000(メートルへ変換

 =約22.2m/秒となります。 

改めて公式に当てはめると

1600m÷22.2m/秒=72.07…

 となり解答は「72秒」となります。 

3

運行管理者試験の計算問題の中では難しい方だと思います。

選択肢1. 1,440メートル

誤りです。

Bに入る解答としてふさわしくありません。

選択肢2. 1,520メートル

誤りです

Bに入る解答としてふさわしくありません。

選択肢3. 1,600メートル

誤りです。

Bに入る単語としてふさわしくありません。

選択肢4. 72秒

正しい。

時速10キロメートルで200メートル走る時間を求めます。

単位を揃える際計算をわかりやすくするために分数で行います

200メートルは10分の2キロメートルとして考えます。

時間は距離÷速度なので

10分の2÷1分の10=10分の2✕10分の1=100分の2時間が答えとなります

100分の2時間を秒に直すと72秒となります。

選択肢5. 68秒

誤りです。

72秒が正解となります。

選択肢6. 65秒

誤りです。

72秒が正解となります。

まとめ

分数の表記を文字で行おうとするとかえって分かりにくくなったのかもしれません。

それでも運行計画表から速度や時間を算出する場合には、

例えば1時間40分を3分の5時間として計算すると

計算のために分に直す必要がなくて簡単にできると思います。

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