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運行管理者(貨物)の過去問 平成28年度 第1回 実務上の知識及び能力 問40

問題

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事業用自動車の運転者の健康管理及び就業における判断・対処に関する次の記述のうち、適切なものを選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
   1 .
事業者は、運転者の自動車の運転に支障を及ぼすおそれがある脳血管疾患及び心疾患等に係る外見上の前兆や自覚症状等を確認し、総合的に判断して必要と認められる場合には、運転者に医師の診断等を受診させ所見に応じた精密検査を受けさせてその結果を常に把握するとともに、医師から結果に基づく運転者の乗務に係る意見を聴取する。
   2 .
運転者は、営業所に帰庫する途中に体調が悪くなり、このままでは運行の継続ができないと判断し、近くの場所に安全に駐車して運行管理者に連絡をした。運行管理者は運転者に対し、しばらくその場所にて休憩を取り、営業所にも近いことから、自らの判断で運行を再開するよう指示した。
   3 .
漫然運転や居眠り運転の原因の一つとして、睡眠時無呼吸症候群(SAS)と呼ばれている病気がある。この病気は、狭心症や心筋梗塞などの合併症を引き起こすおそれはないが、安全運転を続けていくためには早期の治療が不可欠であることから、事業者は、運転者に対しSASの症状などについて理解させるよう指導する必要がある。
   4 .
健康へのリスクの少ない節度ある適度な飲酒の目安としては、純アルコール20グラム(「以下1単位」という。)と言われている。その1単位(アルコール5%のビールの場合約500ミリリットル)のアルコールを処理するための必要な時間の目安は、概ね4時間とされているので、事業者は、これらを参考に個人差を考慮して、社内教育の中で酒気帯び運転防止の観点から酒類の飲み方等についても指導を行っている。
( 平成28年度 第1回 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問40 )
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この過去問の解説 (3件)

28
適切なのは 1. 4. です。

1.適切です。
 運転者に対する健康管理についての記述です。
2.不適切です。
 運転者の運行継続が難しいなかでの自らの判断
 での運行再開は不適切です。疾病などにより安全
 な運行ができないとおそれがあるときは、事業
 用自動車へ乗務させてはなりません。問題文のよう
 な場合では、運行再開は運行管理者の判断におい
 て判断すべきです。
3.不適切です。
 睡眠時無呼吸症候群は、狭心症や心筋梗塞などの
 合併症を起こす可能性があるため注意、治療が
 必要です。
4.適切です。
 アルコールの分解、処理にかかる時間に関する
 知識、教育内容の記述です。1単位のアルコールの処理
 時間は、個人差はありますが、おおよそ4時間
 といわれています。

付箋メモを残すことが出来ます。
11

①・④が解答となります。

1 .事業者は、運転者の自動車の運転に支障を及ぼすおそれがある脳血管疾患及び心疾患等に係る外見上の前兆や自覚症状等を確認し、総合的に判断して必要と認められる場合には、運転者に医師の診断等を受診させ所見に応じた精密検査を受けさせてその結果を常に把握するとともに、医師から結果に基づく運転者の乗務に係る意見を聴取する。

→正しいです。

 各種講習などで、各種疾病の初期症状や前兆と見られる症状について

 指導を受けることができます。

 それらについては、事業者及び運行管理者もよく知っておき、

 気になる方には早めに医師の診断を受けていただくことが

 病気・事故防止につながります。 

 産業医がいる事業者は、医師と連携し健康観察や経過観察などに

 ご協力いただけるように、努めることが大切となります。 

2 .運転者は、営業所に帰庫する途中に体調が悪くなり、このままでは運行の継続ができないと判断し、近くの場所に安全に駐車して運行管理者に連絡をした。運行管理者は運転者に対し、しばらくその場所にて休憩を取り、営業所にも近いことから、自らの判断で運行を再開するよう指示した。

→青字部分に誤りがあります。

 乗務中の体調不良については

 ・運転手 → 運行管理者へ連絡をします。

 ・運行の再開については「運行管理者」の判断により行います。

 この場合では幸い駐車中の車両が営業所に近いので、交替の運転手を派遣し、

 その者に営業所までの運転を依頼するなどが対応としては良いかと思います。

 若しくは、少し休憩をすることで運転に支障がないレベルまで回復が見られた

 と判断できるのであれば、引き続き当該運転手に乗務させることも可能です。 

3 .漫然運転や居眠り運転の原因の一つとして、睡眠時無呼吸症候群(SAS)と呼ばれている病気がある。この病気は、狭心症や心筋梗塞などの合併症を引き起こすおそれはないが、安全運転を続けていくためには早期の治療が不可欠であることから、事業者は、運転者に対しSASの症状などについて理解させるよう指導する必要がある。

→青字部分に誤りがあります。

 睡眠時無呼吸症候群(SAS)については、

 狭心症・心筋梗塞などの合併症につながる恐れは十分にあります。

 SASについては、日々の生活習慣の改善なども必要ですし、

 生活リズムが不規則になりがちな運転手にとっては

 知っておくべき病気の一つとなります。

 また、SASのスクリーニング検査が簡単に出来たり、

 トラック協会から助成金も出たりしているので、

 自身が所属する都道府県の協会に問い合わせてみたり、調べてみると

 気軽に検査ができる場合も多いので取り入れてみるのも良いかと思います。 

4 .健康へのリスクの少ない節度ある適度な飲酒の目安としては、純アルコール20グラム(「以下1単位」という。)と言われている。その1単位アルコール5%のビールの場合約500ミリリットル)のアルコールを処理するための必要な時間の目安は、概ね4時間とされているので、事業者は、これらを参考に個人差を考慮して、社内教育の中で酒気帯び運転防止の観点から酒類の飲み方等についても指導を行っている。

→正しいです。

 アルコールについては1単位の処理時間は4時間というのは

 覚えておくとよいです。

 (年齢・性別・アルコール体制への違い等ありますが)

 これらを踏まえたうえで、アルコールとの付き合い方について

 社内教育で徹底することが大切になります。

3

事業用自動車の運転者の健康管理及び就業における判断。対処について問題を見ながら解説していきます。

選択肢1. 事業者は、運転者の自動車の運転に支障を及ぼすおそれがある脳血管疾患及び心疾患等に係る外見上の前兆や自覚症状等を確認し、総合的に判断して必要と認められる場合には、運転者に医師の診断等を受診させ所見に応じた精密検査を受けさせてその結果を常に把握するとともに、医師から結果に基づく運転者の乗務に係る意見を聴取する。

適切です。

選択肢2. 運転者は、営業所に帰庫する途中に体調が悪くなり、このままでは運行の継続ができないと判断し、近くの場所に安全に駐車して運行管理者に連絡をした。運行管理者は運転者に対し、しばらくその場所にて休憩を取り、営業所にも近いことから、自らの判断で運行を再開するよう指示した。

適切ではありません。

運行管理者が運転者の健康状態について確認。把握した上で運行再開の有無を判断し、運転者に対して適切な指示を行う必要があります

選択肢3. 漫然運転や居眠り運転の原因の一つとして、睡眠時無呼吸症候群(SAS)と呼ばれている病気がある。この病気は、狭心症や心筋梗塞などの合併症を引き起こすおそれはないが、安全運転を続けていくためには早期の治療が不可欠であることから、事業者は、運転者に対しSASの症状などについて理解させるよう指導する必要がある。

適切ではありません。

睡眠時無呼吸症候群は狭心症や心筋梗塞などの合併症を引き起こす恐れがあります

選択肢4. 健康へのリスクの少ない節度ある適度な飲酒の目安としては、純アルコール20グラム(「以下1単位」という。)と言われている。その1単位(アルコール5%のビールの場合約500ミリリットル)のアルコールを処理するための必要な時間の目安は、概ね4時間とされているので、事業者は、これらを参考に個人差を考慮して、社内教育の中で酒気帯び運転防止の観点から酒類の飲み方等についても指導を行っている。

適切です。

まとめ

運転者の健康状態について、SASなどの症状について指導していきましょう。

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