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運行管理者(貨物)の過去問 平成28年度 第2回 労働基準法関係 問32

問題

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「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」において定める貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者(以下、「トラック運転者」という。)の拘束時間及び運転時間等に関する次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。ただし、1人乗務で、隔日勤務には就いていない場合とする。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
   1 .
使用者は、トラック運転者の拘束時間については、1ヵ月について293時間を超えないものとすること。ただし、労使協定があるときは、1年のうち6ヵ月までは、1年間についての拘束時間が3,516時間を超えない範囲内において、329時間まで延長することができる。
   2 .
使用者は、トラック運転者の1日(始業時刻から起算して24時間をいう。)についての拘束時間については、13時間を超えないものとし、当該拘束時間を延長する場合であっても、最大拘束時間は、15時間とすること。この場合において、1日についての拘束時間が13時間を超える回数は、1週間について2回以内とすること。
   3 .
使用者は、トラック運転者の運転時間については、2日(始業時刻から起算して48時間をいう。)を平均し1日当たり9時間、2週間を平均し1週間当たり44時間を超えないものとすること。
   4 .
使用者は、トラック運転者の休息期間については、当該トラック運転者の住所地における休息期間がそれ以外の場所における休息期間より長くなるように努めるものとする。
( 平成28年度 第2回 運行管理者試験(貨物) 労働基準法関係 問32 )
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この過去問の解説 (3件)

12
正しいものは、 3. 4. になります。

現在 トラック運転者の労働時間の改善基準のポイントが
厚生労働省労働基準局から出されています。

1.誤りです。
 問題文 使用者は、トラック運転者の拘束時間については、
1ヵ月について293時間を超えないものとすること。
こちらについては正しいです。続いて、 ただし、労使協定があるときは、
1年のうち6ヵ月までは、1年間についての拘束時間が3,516時間を
超えない範囲内において、329時間まで延長することができる。 この329時間が誤りです。329時間ではなく、
320時間まで延長することができます。
2.誤りです。
 トラック運転者の1日の拘束時間についてです。
問題文 使用者は、トラック運転者の1日についての拘束時間については、
13時間を超えないものとし、当該拘束時間を延長する場合であっても、
最大拘束時間は、15時間とすること。
この15時間が誤りです。最大延長時間は16時間まで
です。
3.正しいです。
 問題文通りです。
 1週間の運転時間は、2週間ごとの平均で、44時間が限度です。
4.正しいです。
 問題文通りです。
 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 第4条

付箋メモを残すことが出来ます。
5

回答は③・④になります。

1 .使用者は、トラック運転者の拘束時間については、1ヵ月について293時間を超えないものとすること。ただし、労使協定があるときは、1年のうち6ヵ月までは、1年間についての拘束時間が3,516時間を超えない範囲内において、329時間まで延長することができる。

→青字部分に誤りがあります。

 労使協定を結ぶことにより延長することができる拘束時間の決まりは

 以下のようになります。

 ・1か月について293時間以内基本原則

  〈延長することにより…〉 

 ・1年間の拘束時間の合計が3,516時間

 ・1か月の拘束時間が最大320時間まで延長可能 (1年のうち6回まで

  

2 .使用者は、トラック運転者の1日(始業時刻から起算して24時間をいう。)についての拘束時間については、13時間を超えないものとし、当該拘束時間を延長する場合であっても、最大拘束時間は、15時間とすること。この場合において、1日についての拘束時間が13時間を超える回数は、1週間について2回以内とすること。

→青字部分に誤りがあります。

 1日の拘束時間については以下の通りとなります。

 ・1日13時間以内基本原則

 ・1日の最大拘束時間 16時間

 ・15時間を超えることができる回数は 1週間について2回まで

3 .使用者は、トラック運転者の運転時間については、2日(始業時刻から起算して48時間をいう。)を平均し1日当たり9時間2週間を平均し1週間当たり44時間を超えないものとすること。

→正しいです。

 運転時間については

 2日間(特定日+特定日の翌日)または(特定日の前日 + 特定日)の平均が

 1日9時間を超えないこと

 2週間を平均して1週間あたり44時間を超えないこと

 とされています。 

 

4 .使用者は、トラック運転者の休息期間については、当該トラック運転者の住所地における休息期間がそれ以外の場所における休息期間より長くなるように努めるものとする。

→正しいです。

 休息期間とは業務から離れて、自身の睡眠や食事などの休息に充てたり、

 プライベートの時間を過ごす期間となります。

 もちろんこの期間は業務は行いません。 

0

自動車運転者の労働時間等の改善のための基準について以下の問題を見ながら解説します。

選択肢1. 使用者は、トラック運転者の拘束時間については、1ヵ月について293時間を超えないものとすること。ただし、労使協定があるときは、1年のうち6ヵ月までは、1年間についての拘束時間が3,516時間を超えない範囲内において、329時間まで延長することができる。

誤りです。

3,516時間を超えない範囲内において、320時間まで延長する事ができます。

選択肢2. 使用者は、トラック運転者の1日(始業時刻から起算して24時間をいう。)についての拘束時間については、13時間を超えないものとし、当該拘束時間を延長する場合であっても、最大拘束時間は、15時間とすること。この場合において、1日についての拘束時間が13時間を超える回数は、1週間について2回以内とすること。

誤りです。

最大拘束時間は16時間です。

また、1日についての拘束時間が15時間を超える回数は1週間について2回以内とすることとされています。

選択肢3. 使用者は、トラック運転者の運転時間については、2日(始業時刻から起算して48時間をいう。)を平均し1日当たり9時間、2週間を平均し1週間当たり44時間を超えないものとすること。

正しいです。

トラック運転者の運転時間は、2日を平均して1日あたり9時間と、

2週間を平均した1週間あたり44時間を超えてはいけません。

選択肢4. 使用者は、トラック運転者の休息期間については、当該トラック運転者の住所地における休息期間がそれ以外の場所における休息期間より長くなるように努めるものとする。

正しいです。

トラック運転者の休息期間は、トラック運転者の住所地における休息期間がそれ以外の場所における休息期間より長くなるように努める必要があります。

まとめ

数字を入れ替えて出題されるケースが多いので、しっかりと数字を覚えるようにしましょう。

問題に解答すると、解説が表示されます。
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