運行管理者(貨物)の過去問 令和元年度 第1回 貨物自動車運送事業法関係 問8
この過去問の解説 (3件)
①・③が正解となります。
①正しいです。
文章の通りです。
②誤りです。
運行指示書は運行指示書の控え(事業所に残るもの)と当該運転者が携行している運行指示書の両方に変更内容を記載する必要があります。
③正しいです。
文章の通りです。
④誤りです。
特別積合せ貨物運送の運行系統は起点から終点までの距離が100キロメートルを超えるごとに所定の事項について事業用自動車の乗務に関する基準を定め、かつ当該基準の順守について乗務員に対する適切な指導及び監督を行わなければならないと定めています。
正解は1,3です。
※貨物自動車運送事業輸送安全規則は「安全規則」と略させていただきます。
1:正しい
安全規則第3条第3項により正しいです。
2:誤り
「事業者は、運行指示書の作成を要する運行の途中において、運行の開始及び終了の地点及び日時に変更が生じた場合には、運行指示書の写しに当該変更の内容を記載し、これにより運転者に対し電話その他の方法により、当該変更の内容について適切な指示を行わなければならない。」とされています。
この場合、「当該運者が携行している運行指示書にも当該変更内容を記載しなければならない」とされています。
本文を見ると、「当該運転者が携行している運行指示書については、当該変更の内容を記載させることを要しない」となっているため誤りとなります。
3:正しい
国土交通省告示第1365号により正しいです。
4:誤り
安全規則第3条第8項によると、当該特別積合せ貨物運送に係る運行系統であって起点から終点までの距離が「100キロメートル」を超えるものごとに、所定の事項について事業用自動車の乗務に関する基準を定め、かつ、当該基準の遵守について乗務員に対する適切な指導及び監督を行わなければならないとされています。
本文を見ると、起点から終点までの距離が「150キロメートル」を超えるものごとに、となっているため誤りとなります。
よって、正解は1,3です。
一概には言えないのですが
正しいもの、あるいは誤りをすべて選ぶ問題での正答は2つということが多いようです。
正しい。
記述の通りとなります。
誤りです。
この場合、当該運転者が携行している運行指示書については、当該変更の内容を
記載させることを要しない。
変更が生じた場合は運転者に電話等で変更内容についての指示を行った後
運転者が携行している運行指示書に変更内容を記載させなければいけません。
正しい。
記述の通りとなります。
144時間を168時間として出題されることもあります。
誤りです。
乗務に関する基準を定めなければならないのは100キロメートルを超える場合となります。
「~ことを要しない」というように
前段を否定するような書き方をしている場合は間違っている場合が多いと思います。
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