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運行管理者(貨物)の過去問 令和2年度 第2回 実務上の知識及び能力 問39

問題

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一般貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導・監督に関する次の記述のうち、適切なものをすべて選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
   1 .
自動車が追越しをするときは、前の自動車の走行速度に応じた追越し距離、追越し時間が必要になるため、前の自動車と追越しをする自動車の速度差が大きい場合には追越しに長い時間と距離が必要になることから、無理な追越しをしないよう指導した。
   2 .
ある運転者が、昨年今年と連続で追突事故を起こしたので、運行管理者は、ドライブレコーダーの映像等をもとに事故の原因を究明するため、専門的な知識及び技術を有する外部機関に事故分析を依頼し、その結果に基づき指導した。
   3 .
1人ひとりの運転者が行う日常点検や運転行動、または固縛作業は、慣れとともに、各動作を漫然と行ってしまうことがある。その行動や作業を確実に実施させるために、「指差呼称」や「安全呼称」を習慣化することで事故防止に有効であるという意識を根付かせるよう指導した。
   4 .
平成30年中に発生した事業用トラックによる人身事故のうち、追突事故が最も多く全体の約5割を占めており、このうち昼間の時間での追突事故が多く発生している。追突事故を防止するために、適正な車間距離の確保や前方不注意の危険性等に関し指導した。
( 令和2年度 第2回 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問39 )
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この過去問の解説 (3件)

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②・③・④が解答となります。

1 .自動車が追越しをするときは、前の自動車の走行速度に応じた追越し距離、追越し時間が必要になるため、前の自動車と追越しをする自動車の速度差が大きい場合には追越しに長い時間と距離が必要になることから、無理な追越しをしないよう指導した。

→誤りです。

追越しをする車両は対向車や後続車も含め道路の状況に応じて、安全な速度と方法で進行する必要があります。

前車だけの動き以外にも注意が必要となります。 

2 .ある運転者が、昨年今年と連続で追突事故を起こしたので、運行管理者は、ドライブレコーダーの映像等をもとに事故の原因を究明するため、専門的な知識及び技術を有する外部機関に事故分析を依頼し、その結果に基づき指導した。

→正しいです。

 専門機関による自己分析も有効です。

 その結果を基に、実際に運転手への指導を行うことで事故の再発防止に努めます。 

3 .1人ひとりの運転者が行う日常点検や運転行動、または固縛作業は、慣れとともに、各動作を漫然と行ってしまうことがある。その行動や作業を確実に実施させるために、「指差呼称」や「安全呼称」を習慣化することで事故防止に有効であるという意識を根付かせるよう指導した。

→正しいです。

 無事故無違反である自信や長年の経験は時として、慢心にもなってしまうことがあります。

 常に基本を振り返っていただくことも事故防止には有効となります。 

4 .平成30年中に発生した事業用トラックによる人身事故のうち、追突事故が最も多く全体の約5割を占めており、このうち昼間の時間での追突事故が多く発生している。追突事故を防止するために、適正な車間距離の確保や前方不注意の危険性等に関し指導した。

→正しいです。

 日中は視界も良好であるが故に、携帯電話などの注視やわき見などが起こりやすいです。

 夜間・雨天時に比べて注意力が落ちてしまうこともあるので、適切な車間距離・前方への意識付けは重要となります。 

付箋メモを残すことが出来ます。
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2.と3.と4.が解答になります。

《詳細解説》

 実務上の知識及び能力については、過去問を繰り返し解いて、問題に慣れることが特に重要になります。 

1.誤

 自動車が追越しをするときは、前の自動車の走行速度に応じた追越し距離、追越し時間が必要になるため、前の自動車と追越しをする自動車の速度差が小さい場合には追越しに長い時間と距離が必要になることから、無理な追越しをしないよう指導することになります。

2.正

 指導を実施する際には、専門的な知識及び技術並びに指導のための場所を有する外部の専門的機関を可能な限り活用することは有効です。

3.正

 指差呼称とは、標識や信号等を指をさし、状態や名称等を声に出して確認することです。運転者の漫然とした行動による事故を防止することに対し、指差呼称や安全呼称は有効です。

4.正

 運転者が行う追突事故の対策には、車間距離の確保やわき見運転をしないことは有効です。

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解答は以下のとおりです。

選択肢1. 自動車が追越しをするときは、前の自動車の走行速度に応じた追越し距離、追越し時間が必要になるため、前の自動車と追越しをする自動車の速度差が大きい場合には追越しに長い時間と距離が必要になることから、無理な追越しをしないよう指導した。

自動車が追越しをするときは、前の自動車の走行速度に応じた追越し距離、追越し時間が必要になるため、前の自動車と追越しをする自動車の速度差が大きい場合には追越しに長い時間と距離が必要になることから、無理な追越しをしないよう指導した。

・誤りです。前の車だけなく、道路の状況や後続車両など周りの状況も確認も必要です。

選択肢2. ある運転者が、昨年今年と連続で追突事故を起こしたので、運行管理者は、ドライブレコーダーの映像等をもとに事故の原因を究明するため、専門的な知識及び技術を有する外部機関に事故分析を依頼し、その結果に基づき指導した。

・専門的な知識や技術を有する外部機関によるカウンセリングは有効です。

選択肢3. 1人ひとりの運転者が行う日常点検や運転行動、または固縛作業は、慣れとともに、各動作を漫然と行ってしまうことがある。その行動や作業を確実に実施させるために、「指差呼称」や「安全呼称」を習慣化することで事故防止に有効であるという意識を根付かせるよう指導した。

・一つ一つ丁寧に確認することを習慣にして事故のリスクを減らします。

選択肢4. 平成30年中に発生した事業用トラックによる人身事故のうち、追突事故が最も多く全体の約5割を占めており、このうち昼間の時間での追突事故が多く発生している。追突事故を防止するために、適正な車間距離の確保や前方不注意の危険性等に関し指導した。

・またトラックは、積荷の状況や路面の状態により、

必要な車間距離は変わってきます。

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