管理栄養士の過去問 第28回 臨床栄養学 問147

正解は　２　です。

１：極端な水分制限は、脳出血や肺水腫の危険を高めてしまいます。

３：カリウムを制限する必要はありません。

４：極端な塩分制限は、脳出血や肺水腫の危険を高めてしまいます。7～8g/日以下に制限します。

５：非妊時BMI24以下の妊婦の場合、30kcal×理想体重（kg）＋200kcal/日
　　非妊時BMI24以上の妊婦の場合、30kcal×理想体重（kg）とします。

正解：２

１．妊娠高血圧症候群では基本的に水分制限はありません。

３．妊娠高血圧症候群ではカリウム制限は特にありません。

４．食塩量は７〜８g/日とします。

５．エネルギー摂取量は…
非妊娠時のBMIが２４未満の場合：３０kcal×理想体重（kg）＋２００kcal/日
非妊娠時のBMIが２４以上の場合：３０kcal×理想体重（kg）になります。

正解は、2です。

1 . 水分制限は、循環血液量の減少を助長するので、制限は行いません。ただし、1日尿量が500㎖以下のときや、肺水腫がある場合は、前日尿量に500mlを加える程度に制限することもあります。

2 . 〇

3 . レニン・アンギオテンシン系が亢進しているため、カリウムの排泄が増加し、低カリウム血症になっている可能性があります。そのため、カリウム摂取量は制限は行いません。

4 . 食塩量は、7～8ℊ/日とし、極端な食塩制限は行いません。

5 . エネルギーは、30kcal/kg標準体重／日とします。