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管理栄養士の過去問 第27回 食べ物と健康 問57

問題

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食品の機能性成分とその生理機能の組合せである。正しいのはどれか。1つ選べ。
   1 .
グロビンタンパク分解物 ----- リパーゼの阻害による血中中性脂肪増加抑制
   2 .
サーデンペプチド ----------- 二糖類分解酵素の阻害による血糖値上昇抑制
   3 .
L-アラビノース ------------- カルシウムの可溶化によるカルシウム吸収促進
   4 .
カゼインホスホペプチド ----- 便量増加による排便促進作用
   5 .
サイリウム種皮 ------------ アンギオテンシン変換酵素の阻害による血圧降下作用
( 第27回 管理栄養士国家試験 食べ物と健康 問57 )
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この過去問の解説 (3件)

22
正解は 1 です。

機能性成分とは、栄養・エネルギー供給やおいしさだけでなく、より高度な生理調節機能をもつ食品成分のことです。

2:サーデンペプチドは、いわし(サーデン)から抽出したタンパク質を、高純度のペプチドに精製したものです。主成分のバリルチロシンが、アンギオテンシン変換酵素の阻害による血圧降下作用をもたらします。

3:L-アラビノースは、植物の細胞壁に多く存在する糖類です。二糖類分解酵素であるスクラーゼの阻害により、血糖値上昇を抑制します。

4:カゼインホスホペプチド(CPP)は、牛乳の主要タンパク質であるカゼインに酵素を作用させ、部分加水分解して得られるリンを含むペプチドです。カルシウムの可溶化により、カルシウム吸収を促進します。

5:サイリウム種皮とは、オオバコ科に属するハーブの一種、サイリウムの種皮のことです。粘質性があり、そこから精製した水溶性食物繊維には、水を吸収してふくらむ性質があります。よって、便量増加による排便促進作用が期待できます。

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6
正解は 1 です。

食べ物と健康/食品の機能からの出題です。

1.正しい組み合わせです。グロビンたんぱく質分解物は、特定保健用食品の「食後の中性脂肪が上昇しにくい、または体脂肪がつきにくい食品」の関与成分でもあります。

2.サーデンペプチドには、血圧低下作用があります。

3.L-アラビノースは砂糖の消化吸収をおだやかにして、血糖値が上昇するのを抑制する作用があります。

4.カゼインホスホペプチドは、カルシウムの吸収促進作用があります。

5.サイリウム種皮は食物繊維が豊富であるため、整腸作用やコレステロール低下作用が期待されます。

4
1.特定保健用食品として認められているグロビンタンパク分解物は、血清中性脂肪を抑制する働きがあり、消化酵素のリパーゼの活性を抑えます。
よって、正しい答えとなります。

2.二糖類分解酵素の阻害による血糖値上昇抑制のはたらきをもつのは、サーデンペプチドではなく、L-アラビノースです。

3.カルシウムの可溶化によるカルシウム吸収促進のはたらきをもつのは、L-アラビノースではなく、カゼインホスホペプチドです。

4.便量増加による排便促進作用のはたらきをもつのは、カゼインホスホペプチドではなく、サイリウム種皮です。

5.アンギオテンシン変換酵素の阻害による血圧降下作用のはたらきをもつのは、サイリウム種皮ではなく、サーデンペプチドです。

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