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管理栄養士の過去問 第27回 公衆栄養学 問161

問題

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食事調査法に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
   1 .
食物摂取頻度調査法は、集団内での摂取量のランク付けができる。
   2 .
秤量法は、他の調査結果の精度を評価する基準とされる。
   3 .
目安量法では、目安量と食品重量の標準化が必要である。
   4 .
24時間食事思い出し法では、習慣的な食事内容の変更が生じやすい。
   5 .
陰膳法では、日本食品標準成分表に収載されていない食品を評価できる。
( 第27回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問161 )
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この過去問の解説 (3件)

3
正解は4.【24時間食事思い出し法では、習慣的な食事内容の変更が生じやすい。】です。

以下、詳細の説明です。

1.×(正しい記述)
食物摂取頻度調査法は、特定期間の各食品に関する日常の摂取頻度を
対象者に尋ねる方法です。
調査に使用される食物摂取頻度調査票のほとんどが、
目安量を記入できるようになっています。
調査を機械的に行うことができ、多人数の評価が可能なため、
集団内での摂取量のランク付けがしやすいです。

2.×(正しい記述)
秤量法は、対象者が特定期間に食べた食品の重量を秤や計量カップ、
計量スプーンなどを使って測定する方法です。
生材料の測定、調理中廃棄量の測定、食後の残菜量の測定がなされ、
現行の食事調査法の中では最も真の値に近いとされています。
そのため、食物摂取頻度調査法の妥当性を検討するための基準値として
用いられています。

3.×(正しい記述)
目安量法は、対象者が特定期間に食べた食品の重量を、
目安量を用いて記録する方法です。
例えば、「じゃがいもM1個」「食パン6枚切り1枚」のように目安量を提示するため、
それぞれの目安量と食品重量の標準化が必要となります。
4.○(誤っている記述)
24時間食事思い出し法は、調査者が対象者から
調査前日(24時間)の食事内容を聞き取る方法です。
調査内容は、①摂取した食品、②その重量、③調理方法、などです。
対象者の記憶に依存した調査法であるため、
事前の食事記録が不要で対象者の負担が少ないです。
よって、対象者が過大申告の食事記録を作ったり、
逆に記入の煩わしさから簡易な記録で済ませたりすることがないため、
習慣的な食事内容の変更は生じにくいと言えます。

5.×(正しい記述)
陰膳法とは、実際に対象者が摂取した食事と同じものを科学的に分析し、
摂取栄養素量を推定するものです。
食べた食品の化学分析を実際に行うため、
日本食品標準成分表との誤差を解消できるほか、
日本食品標準成分表に収載されていない食品をも評価することが出来ます。

付箋メモを残すことが出来ます。
2
正解は 4 です。

1:食物摂取頻度調査法とは、一定期間内における食品の摂取頻度と量を、食品リストやチェック表を用いて調査する方法です。
集団内での摂取量のランク付けに適しています。

2:秤量法とは、調査時に摂取したすべての食品を秤で量る方法(調理前可食部、調理後重量、食後残食量から算出)です。
最も精度が高く、他の調査結果の精度を評価する基準とされます。

3:目安量法とは、調査当日に摂取した食品を、目安量で本人に記録してもらう方法です。
本人の目安量と実際の食品重量に大きな差が出ないよう、標準化が必要です。

4:24時間食事思い出し法とは、調査前日に摂取した食品の種類や量を、調査者が聞き取る方法です。記入のわずらわしさから簡単なメニューで済ませたり、見栄を張って豪華なメニューにするなどの、習慣的な食事内容の変更は生じにくいです。

5:陰膳法とは、実際に摂取した食事と同じものを科学的に分析し、摂取栄養素量を推定する方法です。
日本食品標準成分表と実際に摂取したものとの誤差を解消できる上、収載されていない食品の評価もできます。

0
正解:4

24時間思い出し法では、調査前日の24時間の間に摂取した食べ物やその量などを調査する方法のため習慣的な食事内容の変更は生じにくいと考えられます。

1.食物摂取震度調査法とは、食品値ストやチェックリストを作り、過去のある一定期間の食品の摂取頻度や摂取量などを調査する方法のため、集団内での摂取量のランク付けができると考えられます。

2.秤量法とは調査時に摂取した食品の量を秤で測って数値化する記録方法のため、他の調査結果の制度を評価する基準となります。

3.目安量法とは、調査時に摂取した食品の目安量で対象者が自分で記録をするため、目安量と食品重量の標準化が必要になります。

5.陰膳法とは、対象者が実際に食べたものを同じように再現し化学分析等を行う方法のため、日本食品標準成分表に収載されていない食品でも評価することができます。

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