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管理栄養士の過去問 第25回 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問35

問題

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[ 設定等 ]
体脂肪量を増加させるホルモン・サイトカインである。正しいのはどれか。
   1 .
アディポネクチン
   2 .
カテコールアミン
   3 .
トリヨードチロニン(T3)
   4 .
レプチン
   5 .
インスリン
( 第25回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問35 )
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この過去問の解説 (3件)

14
正解は5.【インスリン】です。

以下、詳細の説明です。

1.×
アディポネクチンとは、
脂肪細胞から産生される生理活性物質(サイトカイン)の一つです。
インスリン感受性を高め、脂肪を燃焼させるため、
体脂肪を燃焼させる作用があります。

2.×
カテコールアミンとは、
副腎髄質および体内の神経細胞で生成・合成される神経ホルモンです。
神経伝達物質としての機能をもち、生体内に存在するカテコールアミンには
アドレナリン・ノルアドレナリン・ドーパミンなどがあります。
ストレス反応に重要な役割を果たすほか、体脂肪を燃焼させる作用があります。

3.×
トリヨードチロニン(T3)は甲状腺ホルモンの一種です。
糖やたんぱく質、脂質の代謝を促進して新陳代謝を促したり、
交感神経の活動を活発にしたりといった作用があります。

4.×
脂肪細胞から分泌されるホルモンの一種です。
食欲を抑制し、エネルギー代謝を活性化させる機能をもつため、
体脂肪を燃焼させる作用があります。

5.○
インシュリンは肝臓での糖新生を抑制し、
グリコーゲン合成を促進することで肝静脈へのブドウ糖放出を抑制する働きを持ちます。
よって、インシュリンレベルの高い状態が続くと、
エネルギーとして使われずに余った糖は脂肪細胞の中に取り込まれて蓄えられるため、
体脂肪が増加します。

付箋メモを残すことが出来ます。
6
正解は 5 です。

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/栄養障害と代謝疾患からの出題です。

1.アディポネクチンは動脈硬化抑制やインスリン抵抗性の改善作用のあるホルモンです。

2.カテコールアミンは、アドレナリンやノルアドレナリンのようにエネルギー代謝を亢進させて脂肪酸分解に働くホルモンです。

3.トリヨードチロシンは甲状腺ホルモンの一種で、代謝を促進します。

4.レプチンは脂肪細胞から分泌されるたんぱくで、脂肪酸減少に働きます。

5.インスリンはグルコースの取り込み、グリコーゲン合成、脂肪合成を促進し、体脂肪量を増加させます。

2
1.× アディポネクチンは脂肪細胞から分泌される生理活性物質(サイトカイン)です。他のホルモンに比べ血液中に多く存在します。
善玉ホルモンの一種で体脂肪の燃焼に関与しています。
内臓脂肪の増加により分泌が減るといわれています。

2.× カテコールアミンは脳、副腎髄質、交感神経に存在するホルモンで生体内ではドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリンといわれる物質です。
神経伝達物質、ストレス反応に重要な役割を果たしています。脂肪を分解する為、体脂肪の減少に関与しています。

3.× トリヨードチロニン(T3)は甲状腺ホルモンの一種で糖、蛋白、脂質の代謝を促進します。

4.× レプチンは脂肪細胞が分泌するホルモンで脳に作用し、摂食の抑制を行います。
また、交感神経を活性化させ脂肪を燃焼し、肥満を抑制する働きがあります。

5.○ インスリンは筋肉、脂肪組織において、細胞内へのグルコースの取り込みを促進し、グリコーゲンや中性脂肪を貯蔵します。また脂肪組織や肝臓で中性脂肪の分解を抑制します。よって体脂肪量の増加に関与しています。

よって正解は5です。




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