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管理栄養士の過去問 第25回 応用栄養学 問98

問題

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幼児期に関する記述である。正しいのはどれか。
   1 .
カウプ指数による肥満判定基準に男女差はない。
   2 .
頭囲は胸囲に比べて栄養状態の影響を受けやすい。
   3 .
3~5歳児の間食からのエネルギー摂取は30~40%が適量である。
   4 .
貧血の原因として鉄欠乏は少ない。
   5 .
成人に比べて脱水症を起こしにくい。
( 第25回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問98 )
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この過去問の解説 (4件)

6
正解は 1 です。

応用栄養学/成長期(幼児期、学童期、思春期)からの出題です。

1.正しい記載です。判定基準は年齢によって異なり、男女差はありません。

2.頭囲は胸囲に比べて栄養状態の影響は受けにくいです。

3.間食から摂取するエネルギーは10~15%程度が適量です。1日3食だけでは必要なエネルギーの確保が難しいので、この時期は間食でエネルギーを補給します。

4.この時期の貧血では特に鉄欠乏性貧血に注意が必要です。

5.成人よりも脱水症に注意が必要です。幼児の体重1㎏あたりの水分必要量は成人の約2倍です。

付箋メモを残すことが出来ます。
2
カウプ指数は 体重(g)÷(身長(cm)の2乗)×10で求められます。
身長による差、男女による差が生じます。

1
正解は、1です。

1:〇

2:胸囲は頭囲に比べて栄養状態の影響を受けやすいです。

3:3~5歳児の間食からのエネルギー摂取10~20%が適量です。果物などで食事で不足時がちなビタミンを補うことが望ましいです。

4:貧血の原因として鉄欠乏が多くあげられます。

5:成人に比べて脱水症を起こしやすいです。成人に比べ体重1kg当たりの体表面積が広いことにより、不感蒸泄がより多くなります。そして、発汗や排尿による水分の流失量も高いことが脱水症状の要因となります。

-1
正解は1.【 カウプ指数による肥満判定基準に男女差はない。】です。

以下、詳細の説明です。

1.〇
カウプ指数は、体重(g)/{身長(cm)}²×10で算出され、
3か月以降の乳幼児期の体格や栄養状態の評価に用いられます。
20以上を肥満、18以上を肥満傾向、15以上18未満を正常、
15未満をやせ傾向、13未満をやせとしています。

2.×
胸囲は頭囲に比べて栄養状態の影響を受けやすく、
評価の良い指標です。
頭囲の場合、軽度の栄養障害であれば正常値を保ちます。
栄養状態を判断するには体重変化が最も重要ですが、
乳幼児期では頭囲や胸囲も栄養状態を示す一つの指標となります。

3.×
3~5歳児の間食からのエネルギー摂取は、1日の推定必要量の10~20%程度が適量です。
間食は、幼児にとって3回の食事では摂取できない栄養素を補う補食としての役割をします。
嗜好性を加味しつつ、不足しやすい栄養素の補給に努めることが望ましいです。

4.×
鉄欠乏性貧血が多いです。
幼児期は循環血液量の増加に伴い、鉄の需要が増します。
しかし、3~5歳児の鉄の充足率は約85%と不足しています(平成20年国民健康・栄養調査結果)。

5.×
幼児は水の必要量が多いのに対して水分代謝が不安定なため、
成人よりも脱水症を起こしやすいです。
幼児は体内水分量や細胞外液量の割合が成人に比べて高く、
成長に伴う体内蓄積、不感蒸泄や発汗、排尿など出納も盛んです。

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