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管理栄養士の過去問 第25回 臨床栄養学 問134

問題

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胃食道逆流症に関する記述である。正しいのはどれか。
   1 .
下部食道括約部圧が、上昇する。
   2 .
菓子類の摂取を勧める。
   3 .
原因には、食道裂孔ヘルニアがある。
   4 .
食直後は、仰臥位を勧める。
   5 .
高脂肪食にする。
( 第25回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問134 )
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この過去問の解説 (3件)

4
◎胃食道逆流症は、精神的ストレスや疲労などの身体的ストレスなどが原因で、胃の内容物が食道内に逆流して起こり、胸やけや呑酸の症状がみられます。

1. 胃の内容物が逆流するのを防ぐ下部食道括約筋の機能低下し、圧が低下することで逆流が起こりやすくなるので誤となります。

2. 高脂肪食や甘い食べ物、また、大量に食べたりすると逆流しやすく、胸やけの症状が起こりやすくなるので、菓子類の摂取は勧めません。よって誤となります。

3. 原因は精神的または身体的ストレスによるものと言われていますが、胃の一部が横隔膜の上にはみ出す食道裂孔ヘルニアも、はみ出した部分の胃にたまった胃液が逆流しやすくなるので正となります。

4. 胃液の逆流は食後に起こりやすいため、食後2~3時間は横になるのは避ける方がよいので誤となります。

5. 高脂肪食、炭酸飲料、アルコール飲料、和菓子など甘い食べ物は、胃液の逆流を起こしやすいと言われているので誤となります。

よって正解は、3. となります。

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3
1.下部食道括約部圧が、低下します。健康であれば、食道の下部は適度にしまっていますが、緩むことで胃内容物が逆流しやすくなります。その他、胃酸の増加や腹圧の上昇などが原因となります。

2.菓子類の摂取は避けます。

3.食道裂孔ヘルニアとは、胃が上部にはみだしてきた状態のことをいいます。胃内容物が逆流することで起こりえる症状です。
よって、正しい答えです。

4.食直後は、ファーラー位(半座位)を勧めます。

5.脂質は胃内滞留時間が長いため、胃内容物逆流の原因となります。そのため、脂肪を控えめにした低脂肪食にします。

1
1.下部食道活約筋は食道下部にある筋肉で胃と食道の間を圧迫することでふさぎ胃からの逆流を防いでいます。
この下部食道括約部圧が低下することで、胃内からの逆流が起こります。

2. 菓子類の摂取は特に有効ではありません。

3.正解です。
食道裂孔ヘルニアは胃が胸腔に一部入り込んでしまい胸やけや逆流性食道園の原因になる疾患です。

4.食直後の仰臥位は逆流の可能性があるので好ましくありません。
食直後は背中を起こしたファーラー位にします。

5.逆流を防ぐため胃内滞留時間が短いものが好ましいです。
脂肪は胃内滞留時間が長いため逆流を起こしやすいです。

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