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管理栄養士の過去問 第25回 臨床栄養学 問135

問題

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非アルコール性脂肪性肝炎に関する記述である。正しいものの組合せはどれか。

  a C型肝炎ウイルスは、原因となる。
  b 肝臓組織の鉄量は、低下する。
  c インスリン抵抗性が、みられる。
  d 肝臓組織の繊維化が進む。
   1 .
aとd
   2 .
cとd
   3 .
aとb
   4 .
bとc
   5 .
aとc
( 第25回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問135 )
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この過去問の解説 (3件)

11
a.C型肝炎ウイルスではなく、内因性の肥満や高血糖などが原因として挙げられます。
非アルコール性脂肪性肝炎はアルコール摂取の習慣がなく、メタボリックシンドロームと関連が深く、肥満や高血圧、糖尿病などを合併した人にみられます。

b.肝臓組織の鉄量は、上昇します。

c.高血糖が原因の一つに挙げられることから、血糖値が下がりにくい状態になることが考えられます。つまり、インスリンが効きにくくなる、インスリン抵抗性がみられるということです。
よって、正しい答えです。

d.病理組織的に炎症や繊維化がみられ、そのまま進行すると肝硬変や肝がんに移行します。
よって、正しい答えです。

上記より、正しい選択肢の組合せはcとdで2番です。

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4
◎非アルコール性脂肪肝
大量の飲酒歴のない者にみられる脂肪肝のなかで、病理組織的に炎症、線維化がみられ、肝炎ウイルスの関与や免疫異常などその他の肝疾患が除外できるもののことをいいます。

a. 肝炎ウイルスの関与がないものをいうので誤となります。

b. 非アルコール性脂肪肝は、鉄が肝組織に過剰に蓄積しており、体内貯蔵鉄量の指標である血清フェリチンが高値です。過剰な鉄は肝臓に負担を掛けるので鉄を減らすことが重要です。よって誤となります。

c. インスリン抵抗性とは、インスリンが十分にあるのに利用される血糖値が高くなる状態のことを言います。高率でインスリン抵抗性がみられるので正となります。

d. 10年ほど観察をすると、肝の線維化が進展し、2割程度が肝硬変に進展すると言われているので正となります。

よって正解は、2.cとd となります。

2
a C型肝炎ウイルスは、原因となりません。

b 肝臓組織の鉄量は、増加します。
消化管からの鉄の吸収が増加することが原因と言われています。

c 正解です。
非アルコール性脂肪性肝炎の原因は血液中の過剰なグルコースが肝臓で中性脂肪になり蓄積することと言われており、メタボリックシンドロームと深く関係があります。

d 正解です。
肝臓組織の繊維化が進むことにより肝硬変や肝臓がんになることがあります。

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