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管理栄養士の過去問 第25回 臨床栄養学 問150

問題

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妊娠高血圧症候群に関する病態である。正しいものの組合せはどれか。

  a 血圧  150/100 mmHg
  b 尿量  3,000 mL/日
  c 尿たんぱく質  1 g/日
  d てんかん
   1 .
bとc
   2 .
aとb
   3 .
cとd
   4 .
aとd
   5 .
aとc
( 第25回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問150 )
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この過去問の解説 (3件)

5
◎妊娠高血圧症
妊娠20週以降、分娩後12週まで高血圧がみられる場合、または高血圧にたんぱく尿を伴う場合のいずれかで、かつこれらの症状が単なる妊娠の偶発合併症によるものでないものと定義しています。

a. 高血圧は、収縮期血圧は140mmHg以上または拡張期血圧が90mmHg以上あるいはその両方の場合に診断します。よって正となります。

b. 腎機能が低下しているため、3000ml/日ほど尿量が増加することはないので誤となります。

c. たんぱく尿は1日300mg以上2g未満が軽症、1日2g以上が重症とされているので正となります。

d. 妊娠高血圧症候群では、妊娠20週以降に子癇というけいれん発作を起こすことがありますが、てんかんを原因とするものではないので誤となります。

よって正解は、5.aとc となります。

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2
a.妊娠高血圧症候群は妊娠20週以降、分娩後12週までに高血圧がみられる場合、または高血圧にたんぱく尿を伴う場合をいいます。
血圧が150/100mmHgは高血圧と診断されるので、正しい答えです。

b.健康な人の1日の尿量は約2000mLで、妊娠高血圧症候群ではそれよりも少なくなります。

c.妊娠高血圧症候群では、高血圧にたんぱく尿を伴います。
正しい答えとなります。

d.てんかんとは、突然痙攣や意識喪失を起こす病態のことで妊娠高血圧症候群とは関係ありません。

上記より、正しい選択肢の組合せはaとcで5番です。

0
妊娠高血圧症候群は、妊娠後発生する高血圧でありたんぱく尿を伴う場合があります。
妊娠20週から分娩後12週までの期間に発症し、
妊娠前からの高血圧は除きます。
診断基準は高血圧とたんぱく尿です。
浮腫が以前診断基準に含まれていましたが、今は外れています。
選択肢4のてんかんは、発生する場合もありますが必ず発生するとは限らないので×です。てんかんがある場合を子癇と言います。

栄養指導
エネルギー
BMI24以下の妊婦は
☆30kcal×標準体重+200kcal、
BMI25以上の肥満の妊婦は
☆30kcal×標準体重 です。

たんぱく質
標準体重×1.0gです。

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