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管理栄養士の過去問 第24回 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問45

問題

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甲状腺機能亢進症の症候である。正しいのはどれか。
   1 .
便秘
   2 .
食欲亢進
   3 .
体重増加
   4 .
嗄声(させい)
   5 .
無気力
( 第24回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問45 )
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この過去問の解説 (3件)

12
1.便秘は甲状腺機能低下症の症候です。

3.体重増加は甲状腺機能低下症の症候です。

4.嗄(さ)声は甲状腺機能低下症の症候です。

5.無気力は甲状腺機能低下症の症候です。

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4
甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモンの分泌が過剰となることで起こる病態です。
代表的なものに、バセドウ病があります。

1.便秘は、甲状腺機能低下症のときにみられる症状です。

2.甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで、体内に貯えられていた糖質やたんぱく質、脂質の異化が促進し、エネルギーの消費が増大します。それにより、常にお腹がすいた状態となり、食欲は亢進します。
よって、正しい答えとなります。

3.体重増加は、甲状腺機能低下症の症候です。甲状腺機能亢進症では、たんぱく質や脂質の異化が促進されるため、体重は減少します。

4.甲状腺機能亢進症では、特に特徴的な発声の異常はみられません。嗄声は甲状腺機能低下症でみられ、粘液様物質が声帯に沈着することで生じます。

5.無気力は、甲状腺機能低下症でみられる症状です。

1
 甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモン(T3、T4)の分泌過剰により起こります。
 血中甲状腺ホルモン高値、血中甲状腺刺激ホルモン(TSH)低値を示します。
 代謝が亢進することから、多汗、体重減少、頻脈、下痢、手指振戦、発熱、収縮期高血圧、皮膚の色素沈着、筋力低下、食後高血糖、食欲亢進などの症状が見られます。

 以上のことをふまえて解説します。

1.× 甲状腺機能亢進症では下痢の症状がみられます。
 便秘は甲状腺機能低下症です。

2.○

3.× 甲状腺機能亢進症では体重減少がみられます。
 体重増加は甲状腺機能低下症です。

4.× 甲状腺機能亢進症では発音の異常はみられません。
 甲状腺機能低下症では、粘膜水腫によるむくみが舌や声帯にも起こることによって嗄声が生じます。

5.× 甲状腺機能亢進症では落ち着きがなくなります。
 無気力は甲状腺機能低下症みられます。

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