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管理栄養士の過去問 第24回 臨床栄養学 問141

問題

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慢性腎不全についての記述である。正しいのはどれか。
   1 .
血清クレアチニン濃度は、1.2mg/dL以下である。
   2 .
尿毒症では、中枢神経症状が出現する。
   3 .
糸球体濾過量(GFR)は、正常の60%以上である。
   4 .
エリスロポエチンの分泌は、促進する。
   5 .
治療により回復する可逆性変化である。
( 第24回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問141 )
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この過去問の解説 (4件)

15
1.血清クレアチニン濃度が2.0mg/dlであると慢性腎不全とされます。糸球体の機能が低下し、ろ過機能も低下すると、血中クレアチニン濃度が上昇します。

3.慢性腎不全は糸球体濾過量(GFR)が50%以下になった状態のことを言います。

4.慢性腎不全ではレニン分泌が促進し、エリスロポエチンの分泌は低下します。

5.慢性腎不全は治療では回復せず、進行を止めることしかできない、不可逆の変化です。
一方、急性腎不全は可逆性変化です。

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9
1.慢性腎不全の第2期で血清クレアチニン値が正常の範囲を超えて2mg/dL以上となるので誤。

2.尿毒症は、腎不全の結果、尿中に排泄されるべき物質が腎機能障害により体液中に蓄積し、様々な臨床症状を呈した状態で、中枢神経症状、消化器症状、末梢神経症状、内分泌系の異常などさまざまな症状があるので正。

3.糸球体濾過量(GFR)は50%以下なので誤。

4.エリスロポエチンは低下し、貧血の原因となるので誤。

5.慢性腎不全は不可逆性の変化なので誤。急性腎不全は可逆性の変化である。

よって、正解は2.となる。

3
正解は 2 です。

臨床栄養学/疾患・病態別栄養ケア・マネジメントからの出題です。

1.血清クレアチニン濃度は、2.0㎎/dl以上で慢性腎不全となります。

2.正しい記載です。頭痛、意識障害、痙攣などの症状が見られます。

3.糸球体濾過量は50%以下になった状態が慢性腎不全の診断となる一般ラインです。

4.エリスロポエチンの分泌は低下します。

5.腎組織の不可逆的な状態です。

1
正解は 2 です。

1…排泄障害によって血中クレアチニン濃度は上昇しますが、慢性腎不全の判定に血清クレアチニン濃度の基準値は明確に定義されていません。日本の臨床現場では、慢性腎臓病のステージ分類に血清クレアチニン値・年齢・性別から算出した推算糸球体濾過量(eGFR)が主に用いられることが多く、慢性腎不全はこの値が30ml/分/1.73m2以下に低下した状態のことを指します。

2…尿毒症では、中枢神経症状や末梢神経症状・呼吸器症状など多彩な症状がみられます。

3…糸球体濾過量は正常の50%以下です。

4…エリスロポエチンの産生障害が起こります。これにより、赤血球の産生障害が引き起こされ、腎性貧血を生じます。

5…慢性腎不全は原則として不可逆性の変化のもので、進行性のものです。そのため、進行を抑制し、重症化・合併症を抑制することが大切です。一方、治療により回復する可逆性変化のものは急性腎不全です。

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