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管理栄養士の過去問 第29回 応用栄養学 問101

問題

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習慣的な運動の身体への影響に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
   1 .
1回心拍出量は、減少する。
   2 .
骨密度は、低下する。
   3 .
筋肉のグルコースの取り込みは、増加する。
   4 .
血清トリグリセリド値は、上昇する。
   5 .
血清HDL-コレステロール値は、低下する。
( 第29回 管理栄養士国家試験 応用栄養学 問101 )
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この過去問の解説 (3件)

7
正解は 3 です。

応用栄養学/運動・スポーツと栄養からの出題です。

1.心筋収縮力が増大するので、1回心拍量は増加します。

2.骨に刺激が加わり、骨密度は上昇します。

3.正しい記載です。インスリン感受性が高まり、グルコースの取り込みが増加します。

4.トリグリセリドの分解は促進され、血清トリグリセリド値は低下します。

5.血清HDLコレステロール値は上昇します。

付箋メモを残すことが出来ます。
1
1.1回心拍出量は運動をすることにより、増加します。運動するのにともない、血液を全身に送り出さなければなりません。そのため、心拍出量も多くなります。

2.骨密度は運動をすることにより、上昇します。運動することで骨も成長し、密度も高まります。

3.運動をすることで、インスリン感受性が高まります。
インスリン感受性が高まるということは体内でインスリンがより効果を発揮するということ、つまり、グルコースがより体内へと取り込まれ血糖値も安定するということです。
よって、正しい答えとなります。

4.血清トリグリセリド値が高いということは脂質異常症であるということです。
この値を改善するために運動をするように勧められます。
ということは、運動することで血清トリグリセリド値は低下します。

5.血清HDL-コレステロール値は、トリグリセリド値と違い、善玉コレステロールなので高値でなければなりません。
運動することで、HDL-コレステロール値は高くなります。

0
1. 習慣的な運動を行うと、1回心拍出量は増加し、心臓の予備力が増加するとともに冠状動脈も太くなるので誤となります。

2. 骨に機械的な刺激が加わると、骨芽細胞が活性化され、骨量が増加するので、骨密度は増加します。よって誤となります。激しい運動や過度の運動では、骨密度を減少させることもあるので、スポーツ選手等の栄養教育では注意が必要となります。

3. 運動をすると、インスリン感受性が高まり、血流の増加による筋肉への糖供給の増加がみられるので正となります。

4. 運動をすると、毛細血管壁のリポたんぱく質リパーゼが活性化され、キロミクロンやVLDLなどに含まれる中性脂肪の分解が促進されます。このため、血中のHDLが増加し、LDLと中性脂肪であるトリアシルグリセロールが低下することが認められているので、血清トリグリセリド値は、低下します。よって誤となります。

5. 4.にも記載の通り、血清HDL-コレステロール値は、増加するので誤となります。

よって正解は、3. となります。

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