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管理栄養士の過去問 第30回 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問42

問題

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食物アレルギーに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
   1 .
発症には、IgMが関与する。
   2 .
鶏卵は、乳児期に最も頻度の高い原因食物である。
   3 .
Ⅲ型アレルギー反応に分類される。
   4 .
食物経口負荷試験は、家庭で行う。
   5 .
アナフィラキシーショックには、抗ヒスタミン薬が第一選択である。
( 第30回 管理栄養士国家試験 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち 問42 )
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この過去問の解説 (3件)

10
正解は 2 です。

食物アレルギーは、特定の食物によって惹き起こされる抗原特異的な免疫学的機序により、身体に症状が現れる現象です。

肥満(マスト)細胞に存在するIgEに抗原が結合すると、肥満(マスト)細胞からヒスタミン等(ケミカルメディエーター)が放出され、神経や血管などを攻撃することで症状が現れます。

1:作用因子はIgEです。

2:正答。乳児に多い食物アレルギーの原因食物は、鶏卵、乳、小麦です。中でも、鶏卵は全体の40%を占めます。

3:食物アレルギーは、Ⅰ型である即効性型(アナフィラキシー型)に分類されます。

4:食物経口負荷試験は、食物アレルギーの診断法です。病院などの医療施設で行います。
その他の診断方法として、皮膚テスト、ヒスタミン遊離テスト、血清総IgE値、特異的IgE値などを用いる方法があります。

5:Ⅰ型アレルギーの重症をアナフィラキシー反応と言い、ショックが起きるとアナフィラキシーショックとなります。軽度のアナフィラキシー反応であれば、抗ヒスタミン薬を用いますが、アナフィラキシーショックとなると、速やかにアドレナリン注射を行います。

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3
1. 食物アレルギーには、IgEが関与します。マスト細胞(肥満細胞)や好塩基球の結合しているIgEに抗原たんぱく質が結合すると、シグナルが細胞内へ伝達されて細胞が活性化し、ヒスタミンやロイコトリエンを放出させます。

2. 正解です。乳児期の食物アレルギーの原因食物の1位は鶏卵で、次いで牛乳、小麦となっています。

3. 食物アレルギーはⅠ型またはⅣ型に分類されます。

4. 食物経口負荷試験は、病院で行います。

5. アナフィラキシーショックの第一選択は、アドレナリンの筋肉注射です。

0
正解は 2 です。
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち/免疫、アレルギーからの出題です。

1.食物アレルギーの発症に関与しているのはIgEです。

2.正しい記載です。鶏卵、牛乳、小麦が頻度の高い食品です。

3.Ⅰ型アレルギー反応に分類されます。

4.アナフィラキシーなどが起こった場合に備えて、病院などで医師のもと行います。

5.アナフィラキシーショックではまずアドレナリンを用います。

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