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管理栄養士の過去問 第30回 食べ物と健康 問50

問題

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食品の非酵素的褐変であるアミノカルボニル反応に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
   1 .
カラメルが生じる。
   2 .
アルカリ性では、反応性が低い。
   3 .
中間水分食品が示す水分活性範囲では、反応性が低い。
   4 .
リシン残基は、反応性が低い。
   5 .
ストレッカー分解では、香気を有するアルデヒドが生じる。
( 第30回 管理栄養士国家試験 食べ物と健康 問50 )
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この過去問の解説 (3件)

8
1. カラメルは糖類の酸化反応によって生じます。この反応にはアミノ酸が関わりません。アミノ酸と還元糖が関わる反応はメイラード反応と呼ばれ、メラノイジンが生成します。

2. アルカリ性に近づくにつれ、反応性が高くなります。

3. 食品は水分活性 (Water Activity:Aw)の大きさによって分類することができます。中間水分食品とは、 Awが0.65〜 0.85の食品のことです。レーズンや干し柿などの乾燥食品、ジャムやゼリーなど砂糖を加えた食品、ドライソーセージや佃煮など塩と砂糖を加えた食品が含まれます。この中間水分食品が示す水分活性範囲で反応がすすみます。

4. リシンやアルギニンはカルボニル基と反応しやすいです。

5. 正解です。ストレッカー分解とは、メイラード反応の副反応です。アルデヒドの他にもピラジンなどの香気成分を生じます。

付箋メモを残すことが出来ます。
3
正解は 5 です。
食べ物と健康/食品の機能からの出題です。

1.カラメルは糖単独で生じるため、アミノ酸を必要とするアミノカルボニル反応に当たりません。

2.アルカリ性で反応性が高くなります。

3.中間水分食品の水分活性範囲で反応性が高くなります。

4.リシン残基は反応性が高くなります。

5.正しい記載です。ストレッカー分解はアミノカルボニル反応の副反応で、アルデヒド類やピラジン類といった香気成分を生じます。

0
正解は 5 です。

1:アミノカルボニル反応は、糖とアミノ酸が結合することで起こります。カラメル化は、糖のみで起こります。

2:アルカリ性で、特に反応性が高くなります。

3: Aw0.6~0.8 (中間水分領域) で反応が起こりやすくなります。

4:リシン残基は、反応性が高くなります。

5:正答。アルデヒド類もしくはピラジン類などの香気成分が発せられます。

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