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管理栄養士の過去問 第33回 基礎栄養学 問75

問題

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糖質の代謝に関する記述である。正しいのはどれか。2つ選べ。
   1 .
腎臓は、糖新生を行う。
   2 .
吸収された単糖類は、リンパ管を介して肝臓に運ばれる。
   3 .
肝臓は、グルコースから脂肪酸を合成できない。
   4 .
骨格筋は、グルコース6-リン酸からグルコースを生成する。
   5 .
脳は、飢餓の時にケトン体を利用する。
( 第33回 管理栄養士国家試験 基礎栄養学 問75 )
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この過去問の解説 (3件)

23
正解は【1,5】です。

1.腎臓は、糖新生を行います。

2.吸収された単糖類は、小腸で吸収されて肝臓に運ばれます。また脂質(中性脂肪、コレステロール、リン脂質など)は、リンパ管を介して肝臓に運ばれます。

3.肝臓は、グルコースから脂肪酸を合成できます。

4.骨格筋は、グルコース6-リン酸からグルコースを生成できません。

5.脳は、飢餓の時にケトン体を利用します。

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15
正解は 1と5 です。

1…糖新生は、絶食や飢餓状態などにおいて、糖質以外の栄養素からグルコースを生成することをいいます。主に腎臓や肝臓で行われ、糖原生アミノ酸(バリン・アラニン・グルタミン酸など)、グリセロール、乳酸などが基質となります。

2…吸収された単糖類は門脈を介して肝臓に運ばれます。リンパ管を介して運ばれるのは、脂質(トリアシルグリセロール・コレステロール・リン脂質など)です。

3…肝臓に貯蔵されたグリコーゲンはグルコースに合成されて解糖系へ入ります。解糖系で生じたアセチルCoAが脂肪酸に変換されるため、肝臓はグルコースから脂肪酸を合成できます。

4…骨格筋はグルコースからグルコース6-リン酸を生成できますが、グルコース6-リン酸からグルコースに変換する酵素(グルコース6ホスタファターゼ)を持たないため、グルコースの生成はできません。

5…脳は通常、グルコース、非常時にはケトン体しかエネルギー源として利用できません。そのため、グルコースが不足する飢餓状態ではケトン体を利用してエネルギーを生成します。

5
正解は≪1≫と≪5≫です。

1 . 腎臓は、糖新生を行います。

2 . 吸収された単糖類は、門脈を介して肝臓に運ばれます。

3 . 肝臓は、グルコースから脂肪酸を合成できます。

4 . 骨格筋は、グルコース6-リン酸からグルコースを生成できません。

5 . 脳は、飢餓の時にケトン体を利用します。

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