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管理栄養士の過去問 第33回 臨床栄養学 問137

問題

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23歳、女性。身長150cm、体重34kg(標準体重50kg)、BMI15.0kg/m2。2週間以上、ほとんど摂食できていない神経性やせ症の患者である。緊急入院させ、静脈栄養管理となった。輸液開始時に投与する1日当たりのエネルギー量である。
最も適切なのはどれか。1つ選べ。
   1 .
500kcal/日
   2 .
1,000kcal/日
   3 .
1,500kcal/日
   4 .
2,000kcal/日
( 第33回 管理栄養士国家試験 臨床栄養学 問137 )
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この過去問の解説 (3件)

11
正解:1

高度な低栄養状態にある患者への栄養補給では、リフィーディング症候群(再栄養症候群)に注意が必要です。

リフィーディング症候群では、低栄養の状態から急激に栄養を投与した際に、ビタミンB1欠乏や、電解質異常(低リン血症、低マグネシウム血症、低カリウム血症)などにより、不整脈、意識障害、心不全、呼吸不全等の重篤な合併症を引き起こします。

出題の女性は、「BMI 15.0kg/m2」、「2週間以上、ほとんど摂食できていない」という点から、リフィーディング症候群のリスクが高いと思われます。そのため、少ないエネルギー量から投与をはじめ、血清電解質や血清グルコースのモニタリングを行いながら、エネルギー量の増量を行なっていきます。

付箋メモを残すことが出来ます。
2
正解は【1】です。

長期間エネルギー不足が続いている患者の場合、静脈栄養などの強制栄養で大量のエネルギーを投与してしまうと、リフィーディング症候群を引き起こす可能性があります。
まずは少量のエネルギー投与から始め、徐々にエネルギー量を増やしていく必要があります。

0
高度な低栄養状態にあることが症例から読み取れます。
低栄養状態の患者へ栄養補給をする場合、リフィーディング症候群を予防するために徐々にエネルギー量を増やしていく必要があります。

よって、最もエネルギー量の少ない1が正解となります。

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