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管理栄養士の過去問 第33回 公衆栄養学 問155

問題

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K市において、50歳代女性1,000人を対象とした個人の習慣的なカルシウム摂取量を把握するために、食事調査を行いたい。
この調査法として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
   1 .
食事記録法(秤量法)
   2 .
24時間食事思い出し法
   3 .
半定量式食物摂取頻度調査法
   4 .
陰膳法
( 第33回 管理栄養士国家試験 公衆栄養学 問155 )
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この過去問の解説 (4件)

14
1 . 食事記録法(秤量法)とは、被験者が実際に飲食したものを記録表に自身で全て記録する方法です。
食事調査の中では正確な値が調査しやすい方法でありますが、被験者の負担が大きいことや、調査人数が多いことによる栄養計算の手間や経費を考えると適切ではありません。

2 . 24時間食事思い出し法とは、前日の食事内容を栄養士の面接によって聞き取る方法です。
通常は集団の栄養状態の判定に使われますが、面接者の技量が必要な方法であるにも関わらず対象者が多いことや、他の調査方法よりも被験者が過少申告しやすいため、摂取量を正確に把握することは難しいと考えられます。

3 . 半定量式食物摂取頻度調査法とは、摂取頻度に加え、標準的な一回の摂取量が示された質問票を見て被験者が食べた量を比較して答える方法です。
食事記録法や陰膳法より栄養摂取量推定の精度は劣りますが、比較的簡易なので被験者への負担も少なく大人数の調査に向いています。

4 . 陰膳法は被験者が実際に食べた食事と同じものを科学的に分析し、栄養摂取量を推定する方法です。
経費や手間が多くかかるため、大人数の調査にはあまり向いていません。

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4
最も最適なものは【3】です。

1.食べるものの重量を量り、対象者自身で調査票に記録してもらう方法です。

2.前日の食事、または調査時点から24時間前の食事について調査員が聞き取りを行う方法です。

3.食物の摂取頻度と摂取量を調査する方法です。大人数の調査を簡易にすることができます。

4.実際に食べたものと同じものを用意して科学的に分析し、摂取栄養量を算出する方法です。

2
1.× 対象者に、計量をしながら調理をしてもらう方法です。成分表を用いて摂取栄養量を算出するために人手やコスト、手間がかかるため、多人数の調査では難しい方法です。

2.× 前日の食事を思い出してもらい、調査員が重量などを推測する方法です。誤差が生じやすく、多人数の調査では難しい方法です。

3.〇 一定期間内の摂取量と頻度を調査する方法です。大規模な調査に利用しやすい方法です。

4.× 対象者の食事と同じものを用意して成分分析を行う調査法です。多人数での調査には難しい方法です。

1
正解は 3です。

この問いでは、習慣的な摂取量が把握でき、大規模な調査に利用しやすいものを選択する必要があります。

1 . 食事記録法(秤量法)は、人手・手間・コストがかかるため大人数の調査には適しません。

2 . 24時間食事思い出し法は、面接を行う必要があることや、習慣的な摂取量がわからないため、今回の調査には適しません。

3 . 半定量式食物摂取頻度調査法は、今回の調査に最も適しています。

4 . 陰膳法は、費用がかかり、実施・分析に時間がかかることや、習慣的な摂取がわからないため、今回の調査には適しません。

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