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管理栄養士の過去問 第33回 応用力問題 問194

問題

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次の文を読み、問いに答えよ。

K事業所に勤務する管理栄養士である。来年度から始める体重管理プログラムを検討している。K事業所の従業員は1,000人(男性:300人、平均年齢42歳、女性:700人、平均年齢37歳)であり、近年、高血圧と糖尿病の罹患者が増加している。表1はK事業所の従業員の今年度のBMIの分布である。なお、K事業所の来年度のプログラム実施の予算は100万円である。

K事業所と同系列のA事業所とB事業所が先行して体重管理プログラムを実施していた。A事業所は集団学習の教室(プログラム総費用20万円)、B事業所はアプリを活用したプログラム(プログラム総費用100万円)である。
表2-1と表2-2は、それぞれの取組前後のBMIの分布である。K事業所は、これら取組のいずれかを来年度実施することにした。どちらを選択するかの理由である。
最も適切なのはどれか。1つ選べ。
問題文の画像
   1 .
実施後、参加者の肥満者は0人になっているため、A事業所の取組の方がよい。
   2 .
プログラム1回20万円でできるので、5回実施できることから、A事業所の取組の方がよい。
   3 .
アプリを使った取組は、実施者側の負担が少ないため、B事業所の取組の方がよい。
   4 .
取組の費用効果が良いため、B事業所の取組の方がよい。
( 第33回 管理栄養士国家試験 応用力問題 問194 )
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この過去問の解説 (4件)

13
最も適切なのは【4】です。

1.✖ A事業所のアウトカム評価は、一人を改善するために16,666円(普通の分布帯が12人増えるのに200,000円)の経費が掛かったことになります。

2.✖ 予算が安くても、参加者が少なければ回数を増やしても結果が伴いません。

3.✖ 実施側の負担が少なくても、効果がよくなければ結果が伴いません。

4.〇 B事業所のアウトカム評価は、一人を改善するために10,526円(普通の分布帯が95人増えるのに1,000,000円)の経費が掛かったことになります。

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5
正解は【4】です。

A事業所とB事業所の人数に大きな差があるため、フラットに考えるために一人あたりの費用効果を考えてみます。

A:20万円 ÷ 12人(前後で普通に移行した人数)= 16,666円
B:100万円 ÷ 95人 = 10,526円

費用から見た効果はBの方が高いことが分かります。
また、アプリの運営が実施者の負担が少ないかどうかは分からず、それが理由にはなりません。
K事業所は従業員1000人の規模のため、何度も教室を開くことは現実的ではないと考えられます。

3
正解は4です。

それぞれの事業所ごとに、BMIが普通体重に改善するのに1人あたりにかかった費用を計算してみると以下のようになります。

・A事業所:20万円÷12人=16,666円
・B事業所:100万円÷95人=10,526円

上記より、B事業所のほうが費用効果が高いといえます。

2
正解は4です。

A事業所
20万円で12人が普通のBMIに移行
1人あたりにかかる費用は16666円(=20万÷12)

B事業所
100万円で95人が普通のBMIに移行
1人あたりにかかる費用は10526円(=100万÷95)

上記からB事業所の方が費用効果が高いことがわかります。

また体重管理教室の複数回実施は効果的とは言えず、実施者側の負担に関しても今回の選択理由として適切ではありません。

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