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管理栄養士の過去問 第34回 午後の部 問129

問題

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CKD(慢性腎臓病)の栄養アセスメントに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
   1 .
推算糸球体濾過量(eGFR)の算出には、血清クレアチニン値を用いる。
   2 .
重症度分類には、尿潜血を用いる。
   3 .
たんぱく質摂取量の推定には、1日尿中尿酸排泄量を用いる。
   4 .
ビタミンD活性化障害の評価には、血清カリウム値を用いる。
   5 .
エリスロポエチン産生障害の評価には、血清マグネシウム値を用いる。
( 第34回 管理栄養士国家試験 午後の部 問129 )
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この過去問の解説 (3件)

13
正解:1
1.○
推算糸球体濾過量(eGFR)の算出には、血清クレアチニン、年齢、性別から推算できます。
2.重症度分類は、原疾患(cause:C)、腎機能(GFR:G)、たんぱく尿(アルブミン尿:A)に基づいたCGA分類で評価します。
3.たんぱく質摂取量の推定式には一日尿中尿素窒素排泄量を用います。
推定式は以下のとおりです。
たんぱく質摂取量(g/日)=〔一日尿中尿素窒素排泄量(g)+0.031(g/kg)×体重(kg)〕×6.25+尿蛋白量(g/日)
4.ビタミンDは主に腎臓で活性型ビタミンDになり、腸管内のカルシウムの吸収を促進します。腎機能が低下するとビタミンDの活性化障害が起こり、カルシウムの吸収が低下し、血清カルシウム濃度が低下します。
5.エリスロポエチンは、大部分が腎臓で生成されるホルモンで、赤血球の分化を促進させる造血因子です。腎機能低下に伴い、エリスロポエチンの産生は低下し、貧血の原因となります。保存期CKD患者では、血中エリスロポエチン濃度の測定が診断に有用です。

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6
1:〇
推算糸球体濾過量(eGFR)の算出には、血清クレアチニン(Cr)値を用います。

2:×
慢性腎臓病の重症度は、原疾患、糸球体のろ過能力(GFR)、たんぱく尿の有無により評価し分類します。

3:×
たんぱく質摂取量の推定には、1日尿中尿素排泄量を用います。
【算出方法】
たんぱく質摂取量(g/日)={1日尿中尿素排泄量(g)+0.031×体重(kg)}×6.25

4:×
ビタミンD活性化障害の評価には、血清カルシウム濃度を用います。

5:×
エリスロポエチン産生障害の評価には、血中エリスロポエチン濃度を用います。

5
1.eGFRを算出するためには、年齢と性別、血清クレアチニン値が必要となります。
正しい答えです。

2.重症度分類には、原疾患やGFR、蛋白尿の有無から判断します。

3.たんぱく質摂取量の推定には、1日尿中尿素窒素排泄量を使用します。

4.ビタミンD活性化障害の評価には、血清カルシウム値やリン値、副甲状腺ホルモンの値を使用します。

5.エリスロポエチン産生障害の評価には、血清エリスロポエチン値を使用します。

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