管理栄養士の過去問 第35回 午前の部 問6

正答は（４）

１．（正）
健康に影響を及ぼす事柄は多岐にわたります。
生物心理社会モデルとは、この事柄を生物学的要因・心理学的要因・社会学的要因の3つに分ける考え方の事を指します。
上記の事から、生物医学的側面を考慮する必要があります。

２．（正）
疾病の原因の解明も含みます。

３．（正）
対象者のニーズに応える必要もあります。

４．（誤）
疾病（健康）に影響を及ぼす事柄は多岐にわたります。
この事から、生物心理社会モデルの説明として妥当ではありません。

５．（正）
栄養ケア・マネジメントの基礎となる概念であると言えます。

1.正しいです。

生物心理社会モデルとは、生物的・心理的・社会的な因子を関連付けて、組織化することで説明や予測をしていこうとする考え方です。

このため、生物医学的側面を考慮する必要があります。

2.正しいです。

疾病に対して、原因を解明するときにも利用できます。

3.正しいです。

対象者のニーズに応えることもできます。

4.間違った答えです。

生物的・心理的・社会的な因子を関連付けて考えることから、単一要因により説明するとは言えません。

5.正しいです。

複数の因子を関連付けて考えるモデルであるため、栄養ケアマネジメントの基礎となるということができます。

１. 正

２. 正

３. 正

４. 誤

単一の要因によって説明するのではなく、多くの要因が関与して発症します。

要因は以下の３つに分けられます。

①生物学的要因：遺伝・細胞・神経など

②心理学的要因：認知・感情・ストレスなど

③社会的要因：家族・地域住民・教育・金銭面など

５. 正